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無意識なライフログ活用を目指す - ソニー・マーケティング Life-X
by TARO MATSUMURA - 2009.02.16 12:13
みらいログワークショップのフォローアップエントリー。ソニー・マーケティングが取り組むライフログサービス、Life-Xは、どのような狙いを持って作られたサービスなのだろうか。2008年11月に話を聞いたが、アップデートが進んでいる。
最近ソニー製品の新しいサービスとして、Life-X対応であったり、Life-Xのエンジンを活用したものが取り入れられている物を目にするようになった。直近だと、auの2009年春モデル発表会の場で紹介されていた、Cyber-shotケータイで撮影した写真を薄型テレビBRAVIAに送り込む機能。ケータイで撮影した孫の写真を、BRAVIAがあるおじいちゃん、おばあちゃんに即座に観てもらう簡単な方法だ。
このように、Life-Xが登場した理由は、増え続けるネット対応デバイス間の連携を強め、ユーザーにとってフレンドリーなネットワークデジタル家電環境を提供すること。そしてハードウエアメーカーとしてのソニーの付加価値を高めることである。
Life-Xをウェブから利用すると、自分がネット上に散らかしているコンテンツを集めてくれるエンジンとして活用することが出来る。YouTube、Flickr、Blog、Twitterなど、様々なサービス上のデータをRSSなどを通じて集めて、時系列に再編成する。基本的にはメタデータでコンテンツの在りかを集めておくサービスだ。
「木目のデスクのようなデザインにポラロイド写真が配置される、デザインコンシャスなのは日本のユーザー向け」だとソニー・マーケティングの伊藤さんは語る。さらに、自分や友人からのコメントを付与したり、位置情報のマッピングを与えたりするなど、メタデータを膨らませる機能も搭載されている。
これらが、BRAVIAをビューワーとして使ったり、PCやケータイの垣根なく情報を収集していくようなサービスでつながっていくフィールドになっていく。
「写真やコメントなどの意識的に付けられた情報の他に、位置情報や時間情報など無意識的に使われるデータも扱います。視聴履歴、購入履歴なども織り交ぜて気づきを得る。無意識なライフログを扱うことは、ライフログサービスにとっての大きな課題です。一方で、ソニー製品の9割がネット家電化していく中で、誰でも気軽にライフログにアクセスできる環境を用意し、誰でもライフシェアリングが体験できるようにしていきたいと考えています」
このように伊藤さんはLife−Xについて語る。
自らもライフログの情報を増やす母体になりながら、他のサービスともマッシュアップを繰り返して、しかし入力する端末や出力する端末の付加価値向上へつなげる。なかなか絶妙なバランス感覚が必要であるが、入力側に関してはネットも許容しているし、出力についても何らかの取り組みが行われるかもしれない。
無意識的に付けられるライフログについての扱いは、前述の通り、セキュリティーやプライバシー、そして何より心地よく使えるかどうか、と言った課題を抱えている領域であり、何があれば許されるのか、どこまでなら心地よく使える範囲なのか、といった加減や調整、取り決めといった物も、これから考えていくべき課題ではないだろうか。
Life-X
Life-Xは、日々のコンテンツを1っかしょに厚め、デジタル機器の壁を越えて共有できる、ライフログ・シェアリングサービスです。
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