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Vodafone、ステーションを切る

2003.12.08 19:33 JST - ()

 DoCoMoユーザーの僕からすると、Vodafoneの昨日で最もうらやましいのがステーション。天気を画面にいつも表示してくれたり、ビッグニュースがあるといち早く伝えてくれたりと、“基地局にぶら下がっているケータイに対して”という単位での情報配信はとても面白いモノだと思っていた。しかしVodafoneの第三世代にはこれは引き継がれない。

・ZDnet Mobile: さよならステーション

ステーションは、技術的には「セルブロードキャスティング」と呼ばれる。セルとは基地局一つのカバーエリア。「セルラー」のセルだ。ブロードキャストはいわゆる放送。携帯電話の通信は、基地局と端末の1対1の通信が基本だが、ステーションの場合は基地局から複数の端末に同じ情報を配信する。

 1対多の通信だから、テレビやラジオと同様に同時に何人が受信しても占有する電波の量は変わらない。利用効率のいい通信であるのと同時に、うまく拡張できれば非常に低コストな動画の配信なども可能だったはずだ。

通信で放送の方式を実現する一つのやり方としても、面白い試みだという指摘。



 プロジェクトの議論などでも出てくる話題だったが、現在のケータイではインターネット的に情報がいつでもどこでももらえるモードが基本となっているが、ヴァーチャルとリアルを接近させていくと、これ以外に“その場所にいなければもらえない”という情報のモードが存在してくるのではないか。そしてそれはケータイをモバイル環境で使う時、これまでと違う情報環境を与えるのではないか、と僕は考えている。

 ステーションはそのモードをやや実現していたし、配信の効率としても最良のやり方だったと思う。ここで終わってしまうのではなく、場所によってもらえる情報が違うというサービスをもう少し続けてみても良いのではないかと思う。DoCoMoのi-エリアなんかは、情報を検索する時の検索キーとして基地局情報を使っているだけで、別に他の場所の情報だって見られるのだから。

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