PSP as Survival Knife?
2004.10.28 10:24 JST - BLOGGING - SYNDICATE (mono)
PSPが12月12日に発売される。ニンテンドーDSとのクリスマス年末商戦での対決になるわけだ。友人がPSP向けリッジレーサーの何らかを担当していて「クルマ好きならグランツーリスモと共に、かなり楽しめるよ」という話をしてくれた。ゲームにそこまで入れ込んでいるわけではないけれど、PSPはちょっと気になっている。
これから次々に出てくるゲームソフトにどんなモノがあるか、と言うのが今までのゲーム機のがキーになっていたが、ここは少し変わってくるかもしれない。
・CNET Japan: PSPは2万790円で12月12日発売 - PSPは、同社の家庭用ゲーム機「プレイステーション2」に匹敵する画像処理能力とステレオ出力を盛り込んだ、新しい携帯型ゲーム機。IEEE802.11bの無線LAN機能を内蔵し、インターネット経由でゲームコンテンツやキャラクターのダウンロードを行ったり、ネットワーク対戦などを実現する。アドホックモードでは最大16台を直接接続できる。
ソニー製品としてMP3に対応したというニュースも興味深かったけれど、この無線LAN内蔵というのも面白い。ホットスポットの普及は依然として小康状態という感覚がするけれど、家庭には無線LANが普及してきている。せっかくポータブルゲーム機なのに決戦してしまうことの残念さを考えると、妥当な対応とも言える。またパソコンベースではないゲーム専用機のゲームがネットにぶる下がりたいという欲求を満たしてくれる対応でもある。アドホックモードで最大16台をつないで対戦ゲームを楽しめるというスペックも圧巻だと思う。
ただ、この無線LAN機能をネットワークへの接続や対戦モードのためだけに生かすのももったいない気がしてしまう。ものすごく安直な考え方で行くと、家にあるモノのリモコン&モニターになるというのがすぐに思い浮かぶ。ソニー製品の連携で考えると、AirBoardのようなワイヤレステレビの映像や、PSX等のハードディスクレコーダーの映像をPSPでコントロールして取り出しながら見ることも考えられるし、Vaioでメールを受信したらゲーム中でもアラートが出てくると面白い。
と考えると、PSPが普及していく先には、家庭内という狭域のケータイのような役割を獲得していく可能性がある。昨日の「親指族」に関するエントリーの中で、 親指の効能について触れているが、この記述を読み返してみると、ケータイはほぼ現代のサバイバルナイフのようなものだ。このサバイバルナイフの地位をPSPが獲得するとなったらどうなるだろう。
そして最新のケータイとPSPの値段は同じか、少し安いくらいだ。ゲームソフト代はかかるけれど、月額料金と比べたらどうだろうか。そう考えるとやっぱり、気になる存在なのだ。
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松 村 太 郎