2004.10.21 12:23 JST - - ()

Renewal!

 Movable Type 3.11日本語版のリリースに合わせて、tarosite.netもリニューアルしました。これと同時に、taromatsumura.netも同じデザインの姉妹サイトとして開設しました。ものすごく久々のウェブ日記ですよ。

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       このtarosite.netではこれまで通りのbloggingを続けていこうと思うんだけれど、taromatsumura.netについては、自分を自分でマネジメントする、自分を確認するといった、外向けと言うよりは内向けの意味合いが強いサイトになるのではないかと考えている。2002年秋よりblogというものをずっと書き続けてきて、1998年頃からスタートさせたウェブ日記からは2年ほど遠ざかっているというのがこの2004年秋の段階だ。

       ウェブ日記というのも今思えばよくもまあ長く続けてきたモノだ、と思うんだけれども、その一方で僕が書いていたのは厳密にはウェブ日記ではなくて、完全にエッセイになっていた、と言う指摘が親しい友人から多かった。そういう意味で言えば厳密にはウェブ日記を書いていたと言うよりはエッセイを書いていたということになるんだけれども、その辺の線引きは何になるのだろうか。

       これもまた定義されているわけではないんだけれども、何となく思うのは赤裸々度合いなのかな、とも思う。同世代のウェブ日記を読んでいると、僕の感覚からすれば明らかに何かが吹っ切れているようなカタチで何もかも書き綴っている人を見かける。僕もアウトプット過多気味ではあるけれど、その内容に一定のフィルターというか、抑えというか、そういうモノがあると自覚している。でもそういうモノがないウェブ日記も結構多いのだ。あの手の文章は僕は書けませんね。

       でもある意味では、そのフィルターをどんどん精度の高いモノにしながら文章を書いてきたのが、僕のウェブ日記ならぬエッセイ時代のテキストだった、と考えると、bloggingの文章とはまた少し性格の違うモノかもしれない。blogは何しろ楽なのだ。ニュースに対して反応する、自分が考えたり頭に浮かんだことを書き綴る。そこから他者とのコミュニケーションが発生したり、さらに何らかの知識が作られたりするのがbloggingの一連の、かなりかいつまんだ流れ。

       ウェブ日記を書くときと比較すると、自分の行動や思考からフィルターによって何らかの部分を差し引いてテキストに落とすのがウェブ日記だとすれば、bloggingはむしろニュースなどの外的情報に対して自分の文章を付け足すような格好で書いていく作業なのではないか、と思うのだ。思うのだ、と言うか今書きながら思っているのだ。そして2002年の秋からは情報に自分の考えを付け足すbloggingばかりやってきた、ということになる。

       それはそれで良い経験だったと思うけれども、あまりにもbloggingだけをストイックにやりすぎていたのも「まずったな」とちょっとした後悔をしていたりもする。なんとなく制限をかけられた中で表現をするウェブ日記の方が、文章が面白かったり、磨かれたりするのではないか、と言う感覚もなきにしもあらず。

       そして今ここに書き綴っているのは、割とウェブ日記的な感覚で書いているんだけれども、いい加減この感覚が久しぶりで新鮮すぎて、手が止まりそうにもなくなってきたので、この辺でやめておくことにする。

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TAROSITE.NETは1997年にスタートした松村太郎のウェブサイトです。コラムやニュースクリップなどの情報発信と、様々なコラボレーションの場として、10周年を迎えました。

2007.02.01 #06松 村 太 郎
TARO MATSUMURA

UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)

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