Car-2-Car Communication
2004.12.28 16:43 JST - BLOGGING (car)
Audi、BMW、DaimlerChrysler、Fiat、Renault、Volkswagenの欧州自動車メーカー6社が、「Car-2-Car Communication」コンソーシアムを立ち上げたそうだ。これはとてもエキサイティング。
・nikkeibp.jp: Audi/BMW/VWなど欧州自動車6社、車両間通信標準の組織を設立 - 車両間コミュニケーションを用いた情報ネットワークでは、自動車が情報の送信者/受信者/ルーターの役割を担い、リレー競争のように情報を伝達する。無線LANをベースとし、必要に応じて近距離通信で車両間のアド・ホック・ネットワークを構築。外部の通信インフラを必要とせず組織化でき、カバー範囲を遠くまで広げることができるという。例えば1台の自動車が、渋滞、霧、路面の凍結、交通事故などに遭遇すると、その危険地帯周辺に関する情報が、影響を受ける範囲のすべての自動車へ伝達される。
これはアイディアとしてはずいぶん前から議論されていたと思うけれど、いざ実現に向けて動き出したので期待してしまう。PSPやニンテンドーDSなどの日本のゲーム機がアドホックネットワークを活用したコンテンツ出し始めているが、社会的なインフラとしてこのアドホックネットワークによる情報流通経路を切り開くという動きは興味深い。欧州車に標準搭載されるようになれば、日本メーカーも対応することになるのだろうか。
街中などの車列があるところであればこのアドホックネットワークによる情報流通も可能かもしれないが、田舎道をぽつんと走っているようなときには情報を受け取ることが出来ない、ということだろうか。そうした場合の車両への情報提供をどのように行うか。あるいは道路状況の一次情報をどのように提供するのか。ケータイの電波なのか、FM多重電波を使うのか、日本の赤外線ビーコンか。道路インフラにコストを割かなくて済むようアドホックにするのだから、もっと別の方法で実現されるべきだ。
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松 村 太 郎