Active Tagging
2005.05.31 05:40 JST - IDEA
Social Taggingについてどういう使い方があり得るか、という事を考えているんだけれど、最近読んだ『表現のモノサシ』と『和紙とケータイ』の2冊をヒントにして、自分で自分のタグを付けていく作業、つまり“アクティブ・タギング”みたいな作業が有効ではないか、と思った。1つ前のエントリーで書いた、いくつかのアプローチから共通性、関連性を見出していく作業の1つの手段だと思う。
Social Taggingでは自分や他の人が、モノや写真に対して思い思いのタグ付けをしていて、同じタグが付けられているモノで検索したりグルーピングすることが出来る。blogクライアントのectもヴァージョン2.3以降はカテゴリーに加えてタグにも対応していて、TechnoratiやFlickrで自分が使ったタグがリストされていてチェックボックスをクリックすれば、投稿するエントリーに簡単にタグを付けることができる。後からタグ付けも出来るが、情報をしまうときにタグを付けておくのももちろん便利だ。
タグ付けしたエントリーや写真は、タグを使って検索をすることが出来るのは、Taggingの基本的な用途の1つだ。自分のエントリーから、あるいは世界中の写真から、同じキーワードで括られた似ているモノを探す。これはなかなか面白い作業である。同じ言葉が付けられていても、タグ付けする人によって同じものでも違うタグを付けるかもしれないし、同じタグを違うモノに付けるかもしれない。
そう言うモノに触れていくうちに、冒頭で書いたとおり、共通性や関連性を見出していこうとするのだ。そのときに何がタグとして表れるか、というと、違うタグが付けられている2つのモノに対して、自分がその場で作った新しいタグを両方に付けるということになる。分類の箱は1つ増えるかもしれないが、既に分類されていたモノに対して新しい分類のルールを与えてあげるという作業だ。
これは単なる象徴的な事かもしれないけれど、頭の中ではモノとモノとの間に新しい関連の線が引かれることになるし、その関連づけたことそのものや、それによって導かれる新しいアイディアを得ることになるのではないか。とりあえずここでは、そうしたタグ付けの再編成、再構成、再分類、新領域の設定などのことを「Active Tagging(アクティブ・タギング)」と呼んでおくことにしようと思う。
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松 村 太 郎