FOMA 901iS Series Feature
2005.05.19 11:59 | by TARO MATSUMURA
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DoCoMoから新しいFOMA上位機種シリーズ、901iSが登場してきた。少なくとも僕は夏頃までに買おうと思っているけれど、細かい機種選定は別のエントリーというか、もっと色々情報が出てくる中で決めようと思う。ひとまず901iSで新しくなった共通仕様をクリップ。
全機種FeliCa対応
2006年1月から、FeliCaケータイの本命のアプリケーションであるモバイルSuicaがスタートするため、それまでに全機種のFeliCa対応をして欲しい、というのは利用者である僕ですら求めていることだった。というのも、FeliCaケータイを使いたいという自分の中での前提がある中で購入した901iシリーズでは、N901iCとF901iCとSH901iCしか選ぶことが出来なかったのだ(本当はP901iCが欲しかった)。
データでは4月末の段階で334万台(ITmedia)になっているそうで、 901iSシリーズでこの台数がジャンプすることになるんじゃないかと思う。DoCoMoでは2006年3月までに1000万台を目指すとのことだ。この普及と、地域のFelICa対応との連関がどうなるか、と言う点も注目したいと思う。
FOMAプラスエリア
エリアや電波の浸透性などで800MHzに劣っている2GHzを使っているFOMAは、800MHz帯で展開しているmovaに比べて「エリアが狭い」という評判を、同じ3Gケータイのauに比べて「部屋の中で電波が弱い」「電池がなくなりやすい」「通話が途切れやすい」といった評判を、それぞれ作り出していて、ネガティブイメージとなっていた。これを払拭すべく、これまでの2GHz帯だけではなく800MHz帯でもW-CDMAのサービスを展開するそうだ。N2701はW-CDMAとPDCのデュアルだったのだが、今回のデュアルは両方ともW-CDMA。
・ITmedia: 800MHz帯使った「FOMAプラスエリア」は山間部中心 - 800MHz帯は、これまで2Gのムーバ向けに利用されていた周波数帯域。901iSの投入に当たり、利用していなかった800MHz帯の一部(10MHz幅)をFOMA向けに利用開始する<略>FOMAプラスエリアは、山間部など一部地域が中心。「ほとんどの都市は、2GHz帯でカバーしている。山間などに800MHz帯の基地局を設置した。具体的には奥多摩や日光の中禅寺湖の奥などが挙げられる。そのため、人口カバー率にはほとんど影響がない」(第一商品企画担当部長の森健一氏)。狙いは、「ムーバのカバーエリアに迫ること」(森氏)だ。人口カバー率こそ100%に近づきつつあるFOMAだが、人が住んでいない山間部は人口カバー率に関係しておらず、エリア展開も遅れていた。
例えばスキー場に行くときは、FOMAからデュアルネットワーク契約をしているmovaにしなければ通話が出来なかったり、山林の中のドライブをしていると、圏外表示を繰り返して、電池がすぐになくなったり、movaの広いエリアのイメージがあるとどうしても「ケータイとしての素質」を疑いたくなるような挙動を魅せていた。これが解決されることになるのだろうか。
気になるのは、都市の中の話。都市では声まで通り2GHz帯での展開を続けるため、「部屋の中で電波が弱い」「電池がなくなりやすい」「通話が途切れやすい」という街中での評判はそのままキープされることになりそうだ。
テレビ電話切替機能
最近少しずつテレビ電話を使い始めているけれど、相手がFOMAの場合に音声で通話していて、「じゃあテレビ電話しようよ」といって一度電話を切って、テレビ電話でコールし直す、と言う経験をしたことがある。その場にいない人をその場に呼び出す、みたいな1対グループのコミュニケーションの時なんかがそれだ。利便性を持たせるための機能が、この通話中のテレビ電話切り替え機能。901iS同士で音声通話をしているときにその相手とテレビ電話に切り替えたり、テレビ電話から音声通話に切り替えたりすることが出来るそうだ。
音声通話→テレビ電話のパターンは想像できたけれど、逆パターンのテレビ電話→音声通話はどうなるだろう。例えば明るい部屋で話をしているときはテレビ電話で話をしていて、そろそろ寝ようと言うときに部屋の電気を消してからは、どうせテレビ電話では映像が映らないので音声通話に切り替えて寝っ転がって電話をしようということか。完全に恋人間のコミュニケーションですね。
今はあまりテレビ電話コミュニケーションが活発ではないかもしれないけれど、今後盛り上がってきたときには重宝される機能だと思う。
PDF対応
以前「tarosite.net: PDF on FOMA」のエントリーでAdobeとACCESSがAdobe Reader LEをFOMA向けに開発しているという話題があったが、901iSシリーズのPDF対応はこのニュースを踏襲したモノだ。
そのエントリーでも指摘していたが、例えば交通系と言って路線図をPDFで提供されても、なんだかな、と思ってしまう。いままでそれが出来ないから路線検索サイトやアプリが発達してきたわけだし、それが今「出来ます」と言われても、これまでのサイトの方が便利そうなモノだ。まあ僕みたいに地図が好きな人間にとっては、「スパイチックだ」という理由でうれしいことではあるけれども。
DoCoMoはPDFコンテンツの例として、グラビア・漫画・ゲーム連動・気象予報士レポートなんかを挙げていた。当初の懸念よりはソフトランディングできているような例示があったのでどことなく納得させられてしまう部分があるのは、僕がケータイでPDFを見たい、と言うリクエストを持っていたからだろうか。
・ITmedia: ドコモのPDFコンテンツってどんなもの?
ということで、大きいとも小さいとも判断がつかないブラッシュアップが901iSにはかかっている。基本機能のアップグレードはそろそろ落ち着いてきて、ケータイに盛り込まれて揃った機能群を、ケータイというパッケージでどのように生かすか、という知恵比べが始まることになりそうだ。かなり面白いことが出来る、と思っていますよ。
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