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Tag Categorize

2005.06.13 14:31 JST - - ()

 タグ付けをどう使うか、と言うのが今年に入ってからの興味なのだが、自分のための情報整理と、思わぬ情報との遭遇という、内部的な側面と外部的な側面を今のところ想定している。本当はもう1つか2つあるにはあるんだけれど、それはまだモヤモヤとしているので、もう少しまとまったら、ということで。とりあえず一番タグ付けを活用しているのがFlickrの写真の分類だ。



良くできているFlickrのタグ・インターフェイス

 Flickrのタグ付けはユーザーインターフェイス的にも良く出来ていて、自分で作った既存のタグから選ぶのもよし、気軽に言葉を入力するのもよし。既存のタグを使うというのは自分のための情報性に役立つし、気軽に言葉を入力するのは他の人の同じタグが付けられた写真との出会いをサポートしてくれるというわけだ。と、勝手に自分で意味づけするくらいに便利に使っている。

 僕が付けているタグは主に地名(都道府県名と都市や駅の名前)、写っている対象物、写真の属性、特定の追いかけているテーマの4種類だ。地名の例は、渋谷で撮影していたら「tokyo」「shibuya」となるし、原宿なら「tokyo」「harajuku」となる。もし写真にGPSデータが含まれていれば、自動的に入力してくれても良いですよね。そして対象物なら「cafe」「food」「person」「ad」「metro」など。写真の属性は「cameraphone」「moblog」「blackandwhite」だ。

 特定のテーマは「starbucks」「mac」「penguin」「sora」などだ。この特定のテーマのタグが面白い。Flickrでは写真1枚1枚のページビューを記録してくれる機能があるが、「starbucks」タグや「mac」タグを付けた写真はひときわページビューの伸びが早いのだ。自分の付けたタグから、Flickrユーザー全体で同じタグが付けられている写真を探すことが出来るため、同じタグを頼って写真をブラウズしにくるのだろうと推測している。

20050613 Flickrtags 自分にある程度タグが増えてきたら、自分が付けたタグリストを見るのが楽しくなる。右の画像は僕のFlickrのタグリスト。リストと言っても表形式になっているというわけではなく、これまでにつけたタグのうち、数が多い150のタグが表示されている。クリックして実際の画面を見てもらうとわかりやすいが、タグごとに文字の大きさが異なっていて、そのタグが付けられている写真の数が視覚的にわかりやすくなっている。また全てのタグを表示させる画面も用意されている(こちらは表形式)

タグからブログを生成する

Mr. NAKAJIMA hiroshi さて、昨日日曜日に、中島先生からゴーヤの苗を頂いて、家でゴーヤの栽培をスタートさせた。なんとなんと中島先生は以前僕の家の近くに住んでいて、僕の叔父と同級生だったと言うから世間は狭いものである。それはともかくとして、せっかく苗を頂いたので、小学生のころは不真面目にしか取り組んでいなかった観察日記を付けることにした。加えて中島先生に栽培指導を受けるためでもある。

 今までだったら自分のサーバのMovableTypeに1つ「ゴーヤ観察blog」を立てる所だが、更新が簡単なようにFlickrで作ることにした。Flickr上で写真に同じタグを付けていき、同じタグ一覧を表示させれば、blogのインデックスが出来上がる、と言うだけである。頭では分かっていたが、いざやってみると恐ろしく簡単なのだ。僕が割と気にするURLも「http://www.flickr.com/photos/taromatsumura/tags/goya/」と、一目見ただけでなんだかよく分かる内容になっている。

 しかも、さらに驚くべき事に、同じタグの写真一覧のページすら、RSSもしくはAtomを出力している。trackbackこそ受け付けられないが、タイトルが付けられ、写真の他に自分で本文を書いたり、コメントを受け付けることも出来、まともなブログが即席で作られているような状態になっているのだ。

Macのスマートフォルダのような感覚

 この使い勝手に感動しつつ、似ているアプリケーションがちらちらと見えてくる。それはAppleのiTunesやiPhoto、最近ではファイル表示のFinderまでが実装している「スマートフォルダ」の機能だ。これはSpotlightでファイルの索引データベースを作り、検索をして条件にヒットするモノを動的にリストアップする方式。

 例えばiTunesで「rain」という条件でスマートフォルダを作っておくと、既存の楽曲、新たに読み込まれた楽曲関係なく、「rain」という文字列が含まれる楽曲がフォルダに自動的に表示される。もちろんただ「rain」だけを条件にしておくと、「train」や「rainbow」といった単語が含まれる楽曲も表示されてしまうのだが。

 とにかく曲名やファイル名、自分で付けたコメントなどを頼りにして、1つの単語に関係するファイルのリストをダイナミックに生成してくれるのがスマートフォルダの基本で、僕はこのMac OS Xのインターフェイスに惚れ込んでしまっているところだ。同じ事がFlickrのタグのインターフェイスでも行われているのだから、好きにならないはずがない。

Blogのカテゴリでもタグ的用法

 FlickrのタグやMacのスマートフォルダに感動しっぱなしだが、一番力を入れているblogで同じ事をやっていないのか、と言われるとそんなことはない。昨年の中頃から色々なblogサイトを作らせて頂くお仕事をしているが、当時からblogのカテゴリをタグ的に利用してきた。

 例えばtarosite.netでD901iSのレビューをしているが、このときには「SPECIAL」カテゴリのサブカテゴリとして「d901is」というカテゴリを作り、レビューのエントリーを書くときには必ず「d901is」カテゴリにチェックを入れている。すると、レビュー記事の一覧は、「http://www.tarosite.net/special/d901is/」というURLでインデックスが出来上がる。もし他のエントリーとは別のカバーページを作りたければ、テンプレートを追加してあげればいいだけの話だ。

 D901iSのエントリーは当然「keitai」カテゴリに含まれるし、そこから何かアイディアが浮かんだら「IDEA」だし、他の人から感想を聞いたら「SYNDICATE」カテゴリにも含まれることになる。それぞれのカテゴリに、関連するエントリーとしてD901iSのレビューが入ることになるわけだ。

 Flickrのタグ付けほど自由な感じではないにしても、堅さからこそ、タテから見たり、ヨコから見たり、と言った感覚でタグを眺めて自分の志向なり情報網なりに生かすことが出来るのではないだろうか。Movable Typeでこういう事をやっていると、Movable TypeそのものがFlickrのような自由なblogツールへの進化をして欲しいな、とつい思い描いてしまう。もちろん、堅さがあるのも気に入っているポイントではあるのだけれど。

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