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Fujiwara Effect - 2つの台風の関係

2005.08.23 03:19 | by TARO MATSUMURA
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20050822 Typhoon

 今週、台風11号(Mawar)が日本に上陸するとの予想で固まりつつある。そのこちらへ向かってくる台風11号は、22日0時までの24時間で急激に発達(中心気圧が64hPa低下)して、一時的には中心気圧930hPa、中心付近の最大風速50m/sというレベルにまで発達した。日本に近づいてくるときには海水温の問題や気圧の谷の風の影響などでもう少し弱まりそうだが、それでもきゅっと締まった非常に強い勢力を残して接近してくる。

 天気図を見ると、日本の近海にある台風は1つだけではない。台風11号が台風化した直後に同じく台風になったのが台風12号(Guchol)だ。台風11号は8月22日21時で940hPa、台風12号は980hPaと12号の勢力は強くはない。こうして2つの台風が近くにあるときには、気象の教科書に載っている「藤原効果」が起きるとされている。英語の文献でも藤原効果は藤原効果のようだ。

 藤原効果とは2つの台風が干渉しあう現象のことを指す。1000km以内に台風があるとき、2つの台風の進路が互いに干渉し合ったり、片方の急発達が起きたりする。今回の場合、進路予想がどうなるか分からないのも、この藤原効果の影響を考えてのことだ。北本先生のデジタル台風に、藤原効果の動画アーカイヴがあるので藤原効果そのものについてチェックしてみて下さい。

 さて台風11号、12号の話に戻る。非常に強い台風11号は、実は22日0時に930hPaだった中心気圧が、23日0時の段階で940hPa、中心付近の最大風速も50m/sから45m/sへと勢力がやや衰えてきている。雲の写真を見ると、今度は台風12号の雲がしっかりと丸みを帯びてきて、衰える予想でありながらまとまりを見せ始めている。こういったシーソー状態が、進路・勢力の局面で表れてくるのだろうか。

・デジタル台風


 頂いたtrackbackからの情報。

・空を滑る人: 藤原効果とグライダー  - 藤原咲平の名前を聞いて日本のグライダーの父と思い浮かんだ人もいると思います。台風の進路にやきもきしながら、藤原効果とそれを提唱した藤原博士によって日本でも飛び始めたグライダーの、因縁とも言うべき関係の中に存在する無限大の面白さを追求するために、今一度足元を見つめなおし、地道に地味に活動していこうかとの思いを新たにする、初秋の夜の長い考え事。

 やはり趣味などが気象現象に興味のある人が、気象を極めるというのは素敵な感じですね。僕の場合、趣味が音楽やクルマ…。確かに、日々のトーキョーの天気や空気の感じで毎日選曲したりしているから、趣味と気象が関係ないとは言えないかもしれない。というか僕の中で勝手に自分でこじつけている部分はあるんだけれども。クルマと天気は大いに関係有りですね。

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