Tem Que Valer
2005.09.10 15:37 JST - REVIEW - summerkissingmusic (disc music)
聴いてるだけで小躍りしちゃうハッピービートと秋の空
Kaleidoscopioは今年の夏に僕の中でブレイクしたアーティストの1つだ。ハウスやジャズが好きな僕にとって、あっけらかんとしたラテンフレーバーの弾んだリズムにどっぷりとつかるのは割と新しい経験で、「あ、これは聴いているだけで楽しい」という発見をさせてくれたのがこの1枚。
とにかくちょっとクセがあって弾んでいて、楽しくなってきちゃうドラムパターンはこのアルバムで終始流れ続ける。ポップではないんだけれども落ち着いているわけでもないし、本当に何なんだろう。そこに、夏だけでなく秋口から茶色い服を着こなしてちょうど良い季節になるあたりまででも対応が聴くようなトーンのメロディが入ってくる。
既にIRMAのコンパイルに収録されていた『Tem Que Valer』のリミックストラックも、後半で網羅されている。i-depやStudio Apartment等によるリミックストラックは何回聴いても秀逸だけれど、#01のKaleidoscopioのオリジナルの、ナチュラルなサウンドの良さがあるからこそだと認識させられるというか。ギターとこのハッピービートとのマッチングが本当に気持ちいいんです。
夏の日差しの下で、と思ってゲットしたけれど、むしろ秋口の空かんと抜けた空の下で聴くのもまたさわやかで、むしろそちらの楽しみ方をオススメしたい1枚。これからのシーズン、ハッピーに生きるビートサンプル。
『Tem Que Valer』
Kaleidoscopio - Aperitivo Records (PTCG3005)
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松 村 太 郎