Sunday Branch - ET研究会「Apple」
2005.11.27 23:39 JST - DIARY (event mac)
久しぶりにEmergent Technology研究会に参加した。今回のテーマはずばり「Apple」会場には30人ほどが集まっていたが、リンゴマークのPCを使っていたのは僕くらいなモノだった。やはりビジネスの世界では、相当Apple率は低い。その代わりクリエイティブな分野や出版・執筆方面の分野では依然としてMacを使っている人をよく見かける。そういう意味で平日の昼間はかなりセグメントが限られて支持されているイメージで見ている。
議論の中で、Appleとは何なのか?というテーマがあったが、僕が「これだ」と思ったのは「Appleはデザイン会社だ」という意見である。来年Intel Insideになると、いよいよ中身はWindowsが動いているPCと同じになる。ではそれを、ハード面・ソフト面でどのようにデザインしてリリースしているか、という点で差別化が行われてくる。iPodはまさに象徴的なデザインだし、iPodと組み合わせるiTunesの功績が大きいという意見もあった。
でもMacそのものとiPodは違っている部分がある。iPod+iTunesは同じ時期に同じようなソリューションがなかったから、というタイミングがあったので、音楽を聴く新しいスタイル、と言うブランド感が現れたという理解をすることが出来る。しかしMacはそういうタイミングみたいなモノがあるわけではない。それでも議論の中では「デザインが作り出すブランド感を保っているのではないか」という意見があった。
もちろん、中身が同じなら安くて皆と同じモノの方が良いじゃないか=Windowsマシンを買えばいいじゃないか、ということになる。しかしAppleがデザインしたノートPC、AppleがデザインしたデスクトップPC、Appleがデザインしたウェブカム、AppleがデザインしたPC向けMP3プレーヤー、と言う具合で、デザインが創り出している魅力みたいなモノがあるのだ。
iPodがMP3プレーヤーとして普及していて、他社製品が市場になだれ込んできて、シェアが失われたとすると、弱い収益基盤のAppleはどうするのか。デザインブランドだとすれば簡単なことだ。次にAppleが手がけるデジタルツールをリリースすればいいだけの話なのだ。幾分かのコンピューティングスタイルやライフスタイル上での革新を伴っていれば。
僕は未だにApple “Computer”であると思っている。だからこそAppleのコンピュータを使っている。多分それは、以前Appleがデザインを手がけたテーマであるコンピュータやOSについて、Windows PCが接見している中でも依然として魅力を感じているからだと思う。同じようにiPodも、他社のプレーヤーが席巻してきても、以前魅力を感じて使い続ける人が残るだろう。それで良いんじゃないの?と思うんだけれど、ダメですかね。
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松 村 太 郎