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MyTV ToGo - ビデオiPodでテレビを持ち出す

2005.12.16 01:37 JST - - ( )

 目下、我が家の問題は、HDDレコーダーの残り録画時間が10時間を切ったことだ。これから年末、スペシャル番組が増えていく中で、もしかしたら見たい番組があるかもしれないじゃないですか。

 録画されている番組の多くは、今クールに見ているドラマ、テレビ朝日の11時枠のバラエティ、再放送中の『古畑任三郎』などだ。ちょっと話がそれるけれど、昨年末にフジテレビは3日くらいにわたって『踊る大捜査線』のドラマシリーズを再放送し、年明けに映画を地上波放送した。今年は年明けに3夜連続で『古畑任三郎』のスペシャルを放送するので、今年の年末は『古畑任三郎』の再放送祭りなのだろうか。

 三谷幸喜さんの脚本は、ピチカート・ファイヴの音楽とともに、『今日のトーキョー』のテイストを作り上げる一部になっていると思う。あとはタモリさんの精神。ここ最近、タモリさんのスタンスに救われるという経験をした。もっとタモリイズムを勉強したいモノです。幸いにも、僕の身近には優秀なタモリストが2人もいるので、ケータイメールで「反省」の下りについてレクチャーを受けました。感謝しています。

 やっぱりどうしようも軌道修正が出来ないので元の筋に戻すが、録画したテレビ番組はHDDレコーダーがつながっているテレビで見る以外に、DVDに焼いて持ち出す事が出来る。正確に言うとHDDがいっぱいになりそうになると、たまっている番組を取捨選択して書き出して、HDDのスペースを空けるのだ。これもそのうちHDDが膨大な容量を持つようになったり、高画質高圧縮のコーデックが入るようになったら幾分解消されると思うんだけれども。

 書き出したDVDは、ベッドに寝ころんでPowerBookで見たり、プロジェクタと5.1chサラウンド環境がある割にはテレビチューナーがない表参道のスタジオで見たりしている。危ないのでやっていないけれど、誰かを乗せてのロングドライブをするなら、DVDが再生できるクルマに持ち込んでも良いかもしれない。運転している僕は見られないけれど。でもこれはあくまでも、DVDプレーヤーという環境がある場所でしか見られない。そこで出てくるのがビデオiPodの存在だ。

 アメリカではテレビ番組がiTunes Music Store(US)で販売される。しかし数が限られていて、自分の好みの番組が売られているわけではない。そこでHDDレコーダー(アメリカではDVR)に録画された番組をiPodに持ち出せたらどんなに良いことだろう。そういうソフトが「MyTV ToGo」だ。

・CNET Japan: にわかに脚光を浴びるビデオiPod用同期ソフト  - Proxureの開発した「MyTV ToGo」という30ドルのユーティリティソフトがにわかに注目を集めている。カリフォルニア州サンルイスオビスポにあるこの小さなソフトウェアメーカーでは、Windows MCE搭載PCで録画した番組を変換し、iPodに転送するための製品を販売している。

 もともとMacとiPod Photoを使っているユーザーである僕が抱いている疑問は、なぜ自分で撮影した写真はiPodにすんなりコピーされるのに、同じようにiPhoto(写真管理ソフト)に保存されている動画はコピーされないのか、という疑問だ。変換が必要だから? 写真だってJPEG形式からiPod用の別の形式に変換してiPodに転送しているのだ。動画でもやればいいじゃないか、と言う話だ。多分マシンのパフォーマンスが足りないから難しいのだろうけれども。

 確かにデジカメで撮影した動画をiPodでプレイバック出来るのも嬉しいが、やはり自分で録画したテレビ番組を楽しむことくらい簡単にできても良いはずだ。Macでテレビを録画すれば、それをiPod用の形式に変換すれば転送して楽しむことが出来る。けれども、写真や音楽がワンタッチであるように、動画もワンタッチで持ち出したいのだ。それをかなえてくれているのが、Windows Media Center Edition向けの「MyTV ToGo」というわけだ。

 でも、1時間のバラエティを見る暇があるか?という疑問は残る。今までDVDに焼いたテレビ番組だって、ノートPCを広げれば電車の中で楽しむことが出来た。例えばシブヤからSFCに通うような長距離移動の場合は、1時間まるまるとは行かないまでも、40分〜50分くらいはじっとしている事になるので、やってやれないこともなかった。けれども僕は最近は、普段の生活の中でそんなにゆっくり座っていられる電車に乗らないので、手段として可能でも実際にはやらない行為だ。

 これがビデオiPodに置き換わったとき、確かにノートPCを広げるよりも見る可能性は広がる。しかし昼間の生活の中でどうやってテレビを見ればいいのだろう。自宅から表参道のスタジオまでの自転車の間は見られないし、表参道から神保町までの10数分間の半蔵門線、打ち合わせを経て神保町から新宿までの10数分間の都営新宿線の中、買い物が終わって新宿から原宿までの5分ちょっとという山手線。こんな細切れの移動時間ではちょっとドラマを見るにも切れすぎているし、バラエティだってなかなか話がつながらない。

 つまりiPodで映像を持ち出して視聴機会が増えても、そのままのカタチではなかなか見られるコンテンツではないと言うことだ。むしろ『食いしん坊万歳』だとか『京都心のかほり』(だっけ?)『世界の車窓から』という5分番組の方が、移動時間でも見切ることが出来て、細切れの移動時間にも対応しているコンテンツということになる。また番組内がオムニバス形式になっている『エンタの神様』『モノマネ紅白歌合戦』みたいなコンテンツも有りですね。

 いずれにしてもテレビが好きな僕は、何らかのカタチでテレビを出先で見たいと思っているので、無理矢理でも見られるコンテンツは何か?と探してしまう。しかしこれからモバイル環境でもキレイな映像が受信できる1セグ放送が定着してくると、ますますこの「コンテンツと行動のフィット」の問題が大きなポイントになってくるんじゃないかと思うわけです。

 もしコンテンツがそのまま放送されるのであれば、テレビ番組をiPodで持ち出すときに、細切れで見ても意味が通るように編集されたりするいいんですけれどもね。でもやっぱり前編見たいか。


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