今日はちょっと思っていたことを。iLife '06でアップデートされた写真管理ソフトiPhoto 6には、Books、Greeting Cards、Calendarsなど多彩な出力が搭載されたこと、iWeb+.Macによるパブリッシュが簡単になったことは楽しみだ。ただ妙な気分で向かい入れているのがPhotocastingという機能。
Photocastingは音声をRSSで配信するPodcastingの要領で写真をRSS配信することを指してネーミングされたものだ。iPhoto 6やその他のRSSリーダーでPhotocastを購読すると、手元に最新の写真が次々と配信されてくる仕組みになっている。iPhoto 6はiWebと組み合わせることで、Photocastに対応したオンラインアルバム・フォトブログを作成することが出来るようになっている。
「○○casting」の世界が先に音声で実現されて、写真に戻ったりするのも面白いな、と思うんだけれど、フォトブログを専門にやってきたFlickrは、ネーミングするかしないかは別として、すでに進んだPhotocastingの機能を実装している。僕のとても気に入っている機能であるが、それはタグ付けの分類と連携しているモノだ。
たびたびFlickrに感心させられていると言うことを書いているけれど、Flickrでタグ付けすると、そのタグ由来のインデックスページがわかり安いURLで生成される。例えばユーザー名「taromatsumura」が「写真」に「keitai」タグをつけると、「http://www.flickr.com/photos/taromatsumura/tags/keitai/」というURLが出てくる。「starbucks」というタグを付ければ「keitai」の部分が「starbucks」になったURLが出る。いくつかタグを付ければ、それぞれのタグのインデックスに入る。ものすごく感覚的に情報を分類することが出来るのだが、この話は以前書いた「Tagging - 身の回りの整理? 表現?」だとか「Tag Categorize」あたりを読んでいただければ。
そして各インデックスがRSSをはき出しているのだ。前振りが長くなったけれど、このタグ由来のRSSこそがPhotocastingにマッチしているというわけだ。僕は基本的に地名をタグに含めているんだけれど、例えば「gaienmae」タグのRSSを購読すれば外苑前での写真を定点観測することが出来るのだ。ケータイからのmoblogは「moblog」タグを見れば良い。ということで、FlickrはそもそもPhotocastingツールになっていた、という事なのだが、ではこのPhotocastingをどう使うか、と言う話だ。
最近MacのIllustratorでポストカードを作って、それをJPEGで書き出してFlickrにアップロードしている。これに当然「postcard」タグを付けているのだが、すると勝手に僕のポストカードコレクションが出来上がることになる。と言った具合に、何か決まったコンテンツを配信していくのにちょうど良い。また何らかのプロジェクトが進行している過程の写真を公開するにもちょうど良い。あとは見せ方の工夫がプラスされると、何か面白そうな気がする。
Technorati Tags: gaienmae, iphoto, iphoto, keitai, moblog, postcard, tag_categorize.html, tagging.html, www.flickr.com
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松 村 太 郎
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慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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