今日から慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で開講される授業、情報通信文化論のアシスタントがスタートします。この授業はこれまで、マルチメディア、ケータイ、ブログなどその時々の最新の動きを大学1年生、2年生に紹介し、経験してもらいながら考えるというスタイルで、情報通信とカルチャーを眺めつつ創り出す作業をしてきました。今回のテーマは再び「ケータイ」。ワカモノがとらえるケータイの現在・過去・未来をアーカイヴしようというのがチャレンジです。
・情報通信文化論2006「続・ケータイ進化論」
http://kogane.wem.sfc.keio.ac.jp/mt/jtb/
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この授業には以前から「情報通信文化論スタイル」というものがあった。学生は毎週課題に追われることになるが、出される課題は「ケータイとは何か」といった漠然とした質問。これに学生は自分なりの考えを書いて提出し、次の授業でそれを元に議論するのが、毎度のスタイル。ブログを中心に扱っていたときは、学生一人一人にブログを設置してもらい、そのブログを使って授業ブログにトラックバックをして課題提出というやりかたで授業を進行していた。
今回はケータイをテーマに据えるが、考えてきてもらって議論をするというのが何となく僕の中で編集会議みたいなコンテクストに見えてきた。そこにちょうど担当の小檜山先生が書いた本『ケータイ進化論』があったので、これの続編を授業を通じて編集して作り上げるという場にしてはどうかと考えた。これは我々スタッフ側のチャレンジでもあり楽しみでもある。
というのも、今僕は26歳で16歳の頃ケータイを使い始めた世代。書いてみるとほぼ10年前だったんですね。びっくりしてしまう。10年前、今目の前で授業を受けている学生は一番年下だと8歳だったわけだ。もちろん10年前は今と違って8歳の時からケータイを持っているような子供はいなかっただろうが、ケータイに触り始める頃には既にi-modeがあった、と考えるとちょっと間隔の違う人たちなんじゃないか、思いますよね。
どんな結果が出てくるか、梅雨明けには何か見えているはずです。
TAROSITE.NETは1997年にスタートした松村太郎のウェブサイトです。コラムやニュースクリップなどの情報発信と、様々なコラボレーションの場として、10周年を迎えました。
松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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