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Boot Camp - MacのIntel化の2つ目の効能

2006.04.07 23:28 JST - - ()

 僕も気になっていたのがAppleが発表した公式にWindows環境を提供する「Boot Camp」。Intel版のMacとMac OS X 10.4.6、Windows XP(Service Pack 2以降)を揃えれば、β版の環境ながらすぐに試すことが出来る。現状、Intel版のiMac、MacBook Pro、Mac miniのユーザーがそれに当たる。blogにも続々とレポートが上がっていますね。我が家は残念ながらIntel版のMacがないので当分試すことは出来ない。

・ITmedia: もうみんなMacを買えばいいと思う——Apple純正「Boot Camp」をさっそく試した  - 昨夜リリースされたBoot Campによって、なかなかコストパフォーマンスのよいWindowsマシンが登場したことになる。Appleにすればハードウェアの売り先が広がったわけだし、これをきっかけにしてMac OS Xをいじる人が増える可能性は高い。OSの垣根が取り払われたことで、いよいよMacを選ばない理由が見当たらなくなってきた。

 インストールのレポートに添えて上のような言葉がコメントとして付け加えられていた。確かに、Windowsが必要な人がAppleのハードを使いたいと思ったら、もはやなんの問題もなくMacを選ぶことが出来るようになったわけだ。なぜAppleがある意味での「禁断」を説いてしまったのかはまた追ってコメントが出るとして、Macユーザーたる僕は歓迎ではない。大歓迎だ。現にWindowsがなくて出来ない作業があったので、目の前にある問題がすっきり解決されてしまったわけだから。

 Boot Campの公開は、Intel化されたMacの2つ目の効能を生かす事になったと思う。1つめはPowerPCの熱や処理速度、開発速度の問題でマシンの高度化が遅れていたのが今までのMacだったが、デスクトップ向けもモバイル向けもどんどん開発を推し進めるIntelのプロセッサを採用したことでPCと同じペースながら、パワーアップしていく路線に乗ることが出来た。

 そして2つ目がWindowsが稼働する環境に慣れたと言うことだ。別に必須だとは今でも思っていないけれど、他のWindows向けPCと同じIntelチップを使っているのだから、MacのハードでWindowsが動いてもいい。出来ないことと、出来るけれどもやらないことはやはり意味が違うわけで。そうなると、他のWindowsを稼働させることが出来るPCを販売している他のメーカーと競合することになるわけだ。そこでよぎるのがiPodの成功。

 iPodは初めはMac用のMP3プレーヤーで、6ピンのFireWireとMacで動くiTunesでしか音楽を転送することが出来なかった。これをWindowsユーザーにも開いて幅広く販売することで、Mac用MP3プレーヤーからデジタルミュージックプレーヤーのスタンダードとなった。かつてMacに関する議論で、Appleはデザインメーカー(もしくはリ・デザインメーカー)だ、という意見は大変納得のいくものだった。今まで「ガジェットガジェットしていた」MP3プレーヤーを、ファッションの一部としてのポジションを築くまでにしたのだから。

 ではiMac、Mac mini、これから出てくるであろうiBookのIntel版は、PCのリデザイン後のプロダクトとしてiPodのような位置づけになるだろうか(MacBook ProとPowerMacはプロユースと言うことで除外しておきます)。先日WindowsのノートPCが欲しいな、と思ってWindows PCコーナーを物色したけれど、SonyのVaioはちょっと欲しいと思ったけれど、それ以外はやはり感心しなかった。

 僕の感覚で行けば、PCのiPodに、Macのコンシューマー向けコンピュータはなれると思う。Windowsをブートする機能を標準でサポートするようになるMacOS Xの次期ヴァージョンが出てくるまでに、その兆しが出てくるんじゃないかと思う。楽しみですね。

 さて僕の話。Boot Campがリリースされたニュースを聞いて、反射神経でMac miniを買ってしまおうと思ったけれども踏みとどまった。まあ衝動買いは何でも踏みとどまるべきだと思うけれど、それ以上にSony Vaio Sを所望していたことを忘れていた。毎日でも持ち運べるモバイルPCが欲しかったのを思い出した。つまりはPowerBook G4 15"を持ち歩くのがきついと言うことなんだけれども。もうちょっと待ってiBookのIntel版(MacBookに改名されるかな、この名前もかわいいけれど)を手に入れれば良いわけだ。

 いやはや楽しみ。アメリカの新学期(Back To Schoolって言うのかな)には間に合うようにリリースするだろうから、6月までには出てるんじゃないかと。


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