Nine Stars Orange
2006.04.28 23:22 JST - DIARY - REVIEW (disc music)
今日のトーキョーサウンド、2006年4月後半のセレクトが出来上がりました。と言っても本当は1ヶ月前にこのセレクトをしようと思っていたんだけれども、先にご紹介したアルバム『pizzicato five I love you』を聞いてあまりの脱力感に、まるで二日酔いの次の朝のように他の音楽を聴かなくなってしまった期間があって。好きすぎて困る、と言う状況の中から何とか抜け出して、このセレクトにしました。3月31日にリリースされたコンパイル『I love you』と『we love you』には入っていない楽曲から選んだ14曲。
僕が好きなピチカートは小西さん選曲の『I love you』でほぼ全て語り尽くされているんだけれども、やはりそこから何とか抜け出して選んでみました。僕はアルバム『PIZZICATO FIVE』が一番好きなアルバムだと思っていたんだけれど、気になる曲をiTunesのプレイリストに放り込んでいると、意外にも、『PIZZICATO FIVE』に収録されている楽曲よりも『Romantique '96』の楽曲の方が多く選んでいたという発見もあった。
また1ヶ月くらい、このプレイリストを聴き続けちゃうんじゃないか、とちょっと心配な自分もいる。ゴールデンウィークに聞くには、ちょっとしっとりとしすぎている感じがあるので。
・今日のトーキョーサウンド『Nine Stars Orange』
http://tokyotoday.net/2006/04/nine_stars_oran_2.html
・Flickr: Nine Stars Orange
http://www.flickr.com/photos/taromatsumura/136309034/
インストの楽曲。大正ロマンをテクノで再現したような感覚の1曲。新しいんだけれどレトロ、大正なのに平成といった時代錯誤をしそうな雰囲気が、Pizzicato Fiveの残り香として色濃い気がします。
02. また恋におちてしまった
Pizzicato Five
名前のないアルバム『PIZZICATO FIVE(tm)』より。僕の一番好きなアルバムの1曲目のトラックで、シングルとは違うミックスの方がお気に入り。
03. 東京は夜の七時 the last episode remixed by よしお
Pizzicato Five
言わずとしれた代表曲はフジテレビの19時から始まる番組『ウゴウゴルーガ』のオープニングでした(だから“東京”は“夜の7時”なわけで)。オリジナル、JPN版、アメリカのラジオでの生ライヴなど色々ヴァージョンがあるけれど、僕は最後のベストアルバムのヴァージョンが好き。
04. サウンド・オブ・ミュージック
Pizzicato Five
ピコピコのテクノサウンドの中に野宮さんの可愛らしいさが凝縮されている1曲。テクノは苦手だけれどもこれくらいライトで明るい感じだったらいけてしまいます。「ピチカートがトゥトゥトゥ」の歌詞と伴奏の同期に感涙。
僕はレコードを使わないDJなのでまさにCDJな分けだけれども、冒頭の「早く音楽をかけて頂戴」という女の子の声とオトナっぽいボーカルのコントラストがまた上手い。
ちょっとゆっくり目のハウスナンバー。シリアスなピアノの旋律と鋭く入ってくるメッセージが織りなす独特のトーンが病みつきになってしまう。
07. Shopping Bag
Pizzicato Five
一転してのんびりな雰囲気の楽曲。Pizzicato Fiveの楽曲の中で、割とのんびりとした曲が好き。この曲は青山近辺の話でなんだか親近感を覚えちゃいます。
のんびりとしたトーンのカワイイ楽曲。間が抜けそうなゆっくりとしたテンポの間から聞こえてくるピアノやベースがエレキっぽい音をしていて、眠たさとエレキっぽいアンビエントのトーンはこんなにもマッチするのだ、と言う発見をさせてくれるのもこの曲の面白さ。
冒頭の野宮さんの声の「お早う」で既にやられてしまっている僕がいるのですが、それはともかくとして、同棲中の2人の朝の風景がものすごく豊かに描かれていて大好きな1曲。朝のけだるい不機嫌な情景が淡々と語られていて、「コーヒーを入れてラジオを付ける」とラジオが流れ出したりする演出もまたすごくびっくりしてしまったり。
僕の一番大好きなアルバムの1曲。この曲もストーリー仕立てで展開していく曲。ちょっと薄暗い霧のかかった朝のようなトーンが素敵。ちょっとシリアスなピアノの響きにどきっとさせられます。
11. トウキョウ・モナムール
Pizzicato Five
「モナムール」と付く楽曲はピチカートには2曲あるけれど、そのうちの穏やかな1曲。この曲のベースの音が好きで聞き入っていると、途中から壮大なストリングスのセクション。ついつい「美しい」と言いたくなっちゃう。
12. フォーチューン・クッキー
Pizzicato Five
もの悲しいホーンセクションはピチカートの特許みたいな所があるけれど、この曲のアイデンティティもそのホーンのループ。サビが大好きな曲も珍しいかも。「あなたの青いクルマは」で青いクルマに乗ってる僕はビビッときました。
13. Tout Va Bien (Banji-Jump From Corcovado)
Pizzicato Five
『万事快調』のリミックス。オリジナルよりもうギターとピアノとパーカッションだけの薄い演奏のヴァージョンの方がお気に入り。
最後に明るい1曲を。カワイイ声と力強い声の使い分け代わりとはっきりしているのがこの曲の魅力の1つ。「スプーン1さじくらいの愛がなけりゃね」って良いフレーズだな、と。
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