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志村魂

2006.04.17 23:59 JST - ( )

Shimurakon Book 今日は東京芸術劇場で、志村けん一座の旗揚げ公演「志村魂」を見てきた。志村けんさんは僕の大好きなコメディアンで、小さな頃から「全員集合」や「加トちゃんけんちゃん」、「大爆笑」「だいじょぶだぁ」「バカ殿」なんかを見続けてきた。こんなに長く一人の人を見続けていることも人生の中で両親以外にいないんじゃないかと思うくらい長いと思うと、なおさら彼の存在について不思議な感覚を覚えずにはいられないわけです。はなはだ勝手な思い出はあるけれど。


 これから残りの東京公演や名古屋での公演もあるのであまり中身のことを書くのは悪いけれど、既に事前に出ている情報の範囲で。とりあえずパンフレットやポスターにあるとおり、バカ殿の舞台はあります。テレビでおなじみの広間のシーン、入浴シーンはそのまま再現されて目の前に展開されていくところで、驚きを隠しきれない。まさに目の前の生の演技でテレビと同じ事が展開されているのだ。

 多少映像編集をしてみたり、イベントを音響や映像などの面で支えた経験を持つ人からすると、テレビのカット割りや複数のカメラのスイッチング、編集などの威力を痛感させられることがある。その上で、カット割りやスイッチングや編集などがない舞台で、全く同じ面白さを実現している目の前の状況に、ただただ驚かされたのだ。

 同じ面白さを実現しているだけではない。どこまでが台本でどこまでがアドリブなのかよく分からない演技の中に、時々共演者がつぼにはまって次の台詞にいけなくなってしまっている光景を目の当たりにすると、最初のうちはまともに進行しない瞬間にとまどいを覚えるけれども、なんだかそこに真の笑いが展開されていることを理解し始めると、テレビにはない楽しみ方、面白さを感じ取ることが出来るようで、ある意味快感だった。

 次にいつ行われるか、また良い席を取れるかどうか分からないので、機会をあえて作ってでも、ぜひ見に行きたい公演だった。ついついイラストのようなパンフレットを買い込んで、帰りの電車の中で読みふける僕でした。

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