トーキョーで黄砂
2006.04.18 17:40 JST - BLOGGING - COLUMN (tokyo weather)
トーキョーで黄砂が降っている。黄砂は中国大陸内部の砂漠で低気圧が巻き上げた砂が遠く離れた地域に降ってくる現象で、普段日本でも日本海側や九州を中心に春の迷惑な風物詩になっている。これがトーキョーに降ったのは6年ぶりだそうだ。低気圧は雨を降らせるので、西日本での降水で先日常に落ちるため、なかなかトーキョーには降らないのだそうだ。ところが今年は気象条件(日本海の寒冷渦)とあまりに黄砂の量が多いせいでトーキョーにも降ったのだそうだ。
・asahi.com: 東京で6年ぶりに黄砂観測 - 18日昼前、東京都心で黄砂(こうさ)が観測された。中国大陸の砂ぼこりが舞い上がり、偏西風に乗って日本に届く現象。4月以降、西日本で頻繁に観測されているが、東京都心で観測されるのは00年4月14日以来6年ぶり。気象庁によると、午前11時半ごろには、都心では水平方向で見通しがきく「視程」が7キロまで下がった。18日夜にかけて、東日本や東北地方で黄砂が予想され、屋外では所によって砂が付着する恐れがあるという。
ウェザーニューズのケータイ版「天気Plus」では北京やソウルなどに設置したライブカメラの映像をケータイから見ることが出来る。これはなかなか楽しい機能で好きなんだけれど、この時期黄砂観測用として活用されているライブカメラの映像は、本当にびっくりするほど真っ黄色な空をしているのだ。こんなに目視出来てしまうほど空気中に飛んでいると思うと、確かに人間の生活に影響を与えそうだ。
トーキョーでの黄砂は日本海側や九州のそれよりもまだ生ぬるいが、それでも黄砂が降るとクルマのボディを見れば一目で分かる。うっすらと黄色い層が出来ているので。花粉が激しく飛んだ昨年もやはり最盛期には花粉の黄色い層が出来ていたようだが、4月上旬で花粉から黄砂にスイッチするようだ。いずれにしても雨は良く降るし、晴れていても黄色く汚れるから、春先の洗車は戸惑いますよね。
黄砂観測の新兵器が緑色のレーザーだそうだ。
・YOMIURI ONLINE: 黄砂飛来、観測に緑のレーザー光線…気象研究所 - 気象庁気象研究所(茨城県つくば市)では、「エアロゾルライダー」と呼ばれる装置で大気の状態を調べ、黄砂などを観測している。同研究所内のプレハブ小屋から、闇夜の上空に向け一直線に緑のレーザー光線を照射。天気が良ければ、地上40キロ・メートルの成層圏まで達する光線を反射させる、ほこりやチリを調べている。
地上から40kmまで照射して調べることが出来るというのはなかなかすごいですね。それはそうと、そこまで高く光を出すことが出来るなら、なんだかのメディアとして使えそうだ。とんちのような話だけれども、初めての無線通信は火をたいて煙をだす「のろし」だったそうだ。のろしは誰が見ても目視することが出来るが、やはり軍事目的で使われていたため、一般の人から見ると単なる煙でしかないのろしにも暗号が入っていたのだろう。仕組みとしては現在のCDMAみたいですよね。CDMAの電波は目視できないけれども。
目視して意味があるモノに暗号が隠されていて何らかで読み取るとそれが分かるという仕組みは、これから街のインフラとして可能性があると思う。その仕組みとして、現在は観測用として使われている空に向けて光りの帯を作り出すレーザーが使えないだろうか。全く黄砂と関係なくなってしまったけれども。
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松 村 太 郎