光の演出 - SH903i
2006.10.31 15:21 JST - COLUMN - OUTPUT - review (keitai)
SH903iのフロントパネルには、中央の先端に近い部分に1つ、ディスプレイ側の両側面にそれぞれ1つずつ、計3つのLEDが埋め込まれている。特にメッキ処理をしてあるようなディスプレイの側面でも、裏側にあるLEDの光が漏れてくるから不思議な感覚になるが、この光の演出がまた美しい。
LEDランプは7色とレインボーがあらかじめ設定されている。かなりはっきり明るく光り色味も出るので、ランプが付くと端末のイメージがエレガントから派手めに変化する。LEDランプは色だけでなく光パターンも7種類用意されていて、鋭いパターン、ぼんやりとしたホタルのようなパターンなどから選ぶことが出来る。
LEDランプの色とパターンを、端末の開閉、着信、メール送受信中、メール受信、GPS操作など端末の動作に割り当てることが出来る。着信やメール受信に関しては、電話帳やグループで個別にランプ色・パターンを設定することが可能だ。また不在着信通知、未読メールのお知らせ、FeliCa使用時にもLEDランプを点灯させることが出来るが、これらはON・OFFの設定しかなく、色や光り方を変更することは出来ない。せっかく電話帳やグループで個別設定が出来るなら、不在着信や未読メールのお知らせにも反映して欲しいところだ。
とはいえ、音声着信やメール受信時の色や光り方をあらかじめ設定して覚えておけば、サブディスプレイがないSH903iでも、何となく端末にどんなアクションがあったのかをうかがい知ることは出来そうだ。何となく、と言う割には派手に美しい演出ではあるけれど。
光りの演出でもう1点、ディスプレイのバックライトについて。ディスプレイの右上に小さな白い四角いスペースがあるが、ここに調光センサーが備え付けられている。調光センサーと言えばAQUOSにも内蔵されていて、部屋の明かるさに応じて最適な画面光度を選択してくれるが、SH903iにも同じ機能がある。明るいところではより明るく光っているが、調光センサーを指で隠して端末を開いてみると、画面が暗くなり、キーパッドのバックライトが点灯する。
バッテリの持ち具合にどれだけ影響があるか分からないが、光度の変化もだんだん明るくなったり暗くなったりするし、バックライトがオフの状態でキーを押してバックライトをオンにしたときもフェード効果がかかっている。細かいところだが、高級感を感じる光りの演出がディスプレイのバックライトにも気遣われていた点は、AQUOSブランドを持っているメーカーのケータイであることを意識させてくれる。
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松 村 太 郎