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2 weeks with DoCoMo SH903i

2006.11.14 17:09 | by TARO MATSUMURA
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 新しいDoCoMoの端末として使い始めたSH903iについて、速攻レビューのその後2週間のつきあいについてフォローをば。その前に、忌まわしき水没事件周辺の事情について、もう一度ふりかえる。ちょっと備忘録的に。

・DoCoMoの水没番号をMNPでSoftBank X01HT上に復活
・プライベート向けに新たなDoCoMoの番号をSH903iで契約
・W-ZERO3 [es] で使っていたウィルコムを解約

 これによって、ケータイを持ったときから9年近く使ってきて仕事でも使っていた番号をMNPによって水没から救い、SH903iを新たに使い始めることが出来、かつモバイルの電話番号は2つのまま、という体制変更をしたわけだ。ロスか? と言われればロスではあるけれど、9年もケータイを使っていて水没というのも初めてだったわけで、まあ事故のせい&良い経験にもなったということで。

 MNPではメールアドレスを引き継ぐことが出来ないのは周知の事実になりつつある。古いDoCoMoの番号と結びついていたDoCoMoのケータイメールアドレスは、MNPでDoCoMoの番号ではなくなるので空きアドレスになるはずだが、i-modeの仕様で同じアドレスは3ヶ月間ロックされる。確か、元々使っていた人なら、気が変わって元に戻すことも出来るはずです。

 番号が変わると契約上「同じ人」ではないので、新しいDoCoMoの番号で、以前のメールアドレスを使えるようになるのは2007年1月下旬ということになる。それまではそのアドレスを使っていた僕ですら、メルアドを使うことが出来ない。仮のアドレスを使っていき、3ヶ月後に元のアドレスに戻った時点で、僕のMNPが絡む通信環境の刷新が完了することになる。長い戦いになりそうだ、ただ待っているだけではあるけれども。

 さてSH903iである。まあ速攻レビューでは気づかなかったポイント(主に負の要素)について触れることにする。

MacBook Kuroと同じ問題
 MacBook Kuroのレビューを書いたときに、とにかく指紋や手の脂に気を遣うことになる、という指摘をした。もう週1回キレイに掃除をすることにして、後はあきらめて指紋べたべたで使えばいいや、という感じなんだけれど、SH903iの黒も同様の問題が発生している。表のパネルも、再度のメッキのような縁取りも、中のディスプレイもボタン部分も、もう指紋が目立って目立って仕方ない。やはりMacBook Kuroと同じように、あきらめて週1回のお手入れサイクルに入ります。

久々の折りたたみ型なんだけれど
 SO902iを使ってきて、そろそろまた折りたたみが多が使いたいな、と思ってSH903iを選んだ節もある。Panasonicのお家芸であるワンプッシュオープン機構こそないけれど、端末の間に親指を挟んでぐいっとディスプレイ部を持ち上げれば、軽く開く折りたたみ部のできは満足いくものだ。しかしやはり二軸回転型のディスプレイを持つ端末だからか、ヒンジ部の剛性感に欠けるし、NECがこだわったりしている端末が開閉するときになる「カチ」という音もしない。それを補いように、以前のシャープ端末には、端末の開閉に合わせて効果音を設定できたはずだったが、どうもSH903iでは廃止されているようだ。つまるところ、折りたたみ端末なんだけれど、折りたたみ動作そのものにタイする盛り上がりはない、僕の場合はね。

カメラ撮影画像の保存時間は8秒くらい
 これは別にSH903iに限ったことではないんだけれど、撮影した画像をメモリカードに書き込む速度が、いくら最新機種になってもいっこうに速くなっていきませんね。今度デジカメケータイとして500万画素で登場するSoftBank 910SHがどのくらいのスピードで保存できるか見物だけれど、とりあえず同じメーカーのSH903iはフルHD画像で撮影するとだいたい5〜8秒くらいは待たされる。とはいえ、以前使っていたSO902iのメモリースティックへの保存時間が倍以上と驚くほど遅かったので、デジカメに比べると満足は行かないが、体感的には許せる範囲。

カメラ作動ランプが明るすぎる
 プライバシー保護の観点などで、カメラが作動していることを周囲に知らせるLEDが点灯することには僕も理解をしている。カメラを使っているのがばれるような場面でカメラを使うな、と言う話だ。しかし、そのアピール具合に問題がある。普通のケータイは「失礼、カメラを使ってます」程度のアピールだとすれば、SH903iは「皆さん!! カメラを使ってます! 撮りますよ、撮りますよ、オッケー!」みたいな感じなのだ。SH903iではカメラ動作時に、撮影補助ランプの明るいLEDが控えめに点灯するのだが、明るさを追求する撮影補助ランプである。控えめに点灯しても普通のLEDに比べれば数倍は明るいのだ。そうすると、自然光だけで撮影できる場面でも白っぽい補助ランプの光にじゃまされたり、鏡面のモノを撮影するときには角度に気をつけなければならない。せっかくなかなか良い画質のカメラに仕上がっているのに、自分で台無しにするような仕様にだけはしないで欲しかった。

フルHDモブログをする方はご注意を
 僕はFlickrにフルHDサイズ(1920×1080ピクセル)で位置情報付きモブログをFlickr上に行っているけれど、だいたい1枚あたりの画像サイズは400KB〜800KBくらい。i-modeメールの添付ファイルサイズが2MBまで拡大されたからこそ、リサイズせずに送ることが出来るようになったのだが、ここで一つ問題が。受信メールは1000件、送信メールは500件の履歴を保存しているけれど、写真も含めた500件分のメモリ領域らしく、フルHDサイズの画像ががんがん送信トレイに保存されていくと、送信メールがが45件しか残っていない、なんてことになる(僕もさっき11月12日までのメールしか残っていなくてびっくりした)。もし送信メールもメモリカードに保管しておきたいという場合は、モブログに送った写真付きのメールを消したり、早めにバックアップを取っておくことをおすすめします。おそらくデコメールに関しても保存容量でカウントされるので、実際の制限よりも少ない件数になるだろうし、受信メールだって1000件までは保存できないかもしれない。

不在着信、未読メールお知らせのイルミネーションカラー
 SO902iに限らず、歴代のソニーエリクソンの端末には、着信ランプのLEDを使って、不在着信や未読メールの存在を知らせてくれる機能があった。電話帳やグループごとに着信ランプのカラーを変えておけば、メールが届く瞬間を見ていなくても、誰から、もしくはどのグループの人からのメールが届いているかが一目で分かった。SH903iにも同様の不在着信や未読メールのお知らせランプ機能が付いている。電話帳やグループごとに、音声着信やメール受信の際のLEDランプカラーは変更できるのだが、不在お知らせのランプは音声着信が青、メール着信が緑で固定なのだ。これは慣れるまでは勘違いしてしまっていたし、慣れてからもちょっと表現力不足な気がする。

ポケベル入力が本調子になると
 SO902iのデザインとポケベル入力を天秤にかけて、ポケベル入力を捨ててSO902iを選んだのが6ヶ月前の僕。図らずもSH903iに機種変更してみると、SymbienOSながらちゃんとポケベル入力に対応しているじゃありませんか! 慣れるまではちょっと時間を要したけれど、もはやベルうちも本調子に戻ってきた。やはり指で覚えているコトって忘れないし、ちゃんと思い出せるものですね。それでポケベル入力が本調子になってくると、ちょっと時々SH903i側が就いてこれなくなる瞬間に出くわすようになった。過去の記憶をさかのぼれば、一番ちゃんと入力スピードについてきたのはP504i、SO210i時代だっただろうか。

 このように書いてきたけれど、うーん、どうだろう、どれも致命的な欠点という訳ではないと思いませんか? まあ、それだけ気に入っている、と言うことでもあります。ご参考になれば、これ幸いなり。

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