2006.12.07 10:42 JST - - ()

Belkin Cable-Free USB Hub

Belkin Cable-Free USB Hub いよいよワイヤレス接続のもう一つの本命が製品としてリリースされる。それはWireless USB。写真はMacの周辺機器なんかも積極的に作っている可愛いデザインのBelkin。USB HUBから電波をとばして、PCのUSBプラグに直接刺さるレシーバーとの間でUSBの通信をしてくれる、という道具。つまりHUBからPCまでのケーブルを排除してくれる役割があるのだ。

 かわいさに隠れて、結構このWireless USBは面白いことになるのではないか、と思っている。

・ITmedia: Belkin、USBワイヤレスハブを12月半ばに発売

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       現在のUSB2.0は最大で480Mbpsの速度に対応していて、キーボードやマウス、プリンターからデジカメ、テレビチューナー、ハードディスクなど、PCにつながりそうなガジェットは基本的にUSB接続で事足りる。これがワイヤレスに置き換えられるということは、かなりのレベルでケーブルフリーなPC周りの環境を作り出すことができるのではないだろうか。

       ちなみにUSBでは、電源や電池を持たない周辺機器を接続するだけで電力供給が出来るようにもなっている。ちなみにFireWire、IEEE1394にも6ピンの電源供給に対応したプラグがあるけれど、標準プラグで給電できるUSBに比べて穴がでかくて格好悪かったから流行らなかったんじゃないか。まあWindows系ではDVがつながる4ピンばかり搭載されていたから、という理由の方が大きいでしょうね。

       もちろんダメだろうけれど、Wireless USBでも、さすがに無線での給電は無理だよね。ただFireWireが流行らなかった要素のうち、技術的というよりはユーザー的な観点からすれば、Windows PCで給電モードがほとんど使えなくて、HDDにしても諸々の周辺機器にしても、FireWireケーブルとは別に電源ケーブルを取り付ける必要があったからだ、とも考えられる。だとすれば、給電できないWireless USBは、USB程の流行っぷりを見せることはないのかもしれない。

       けれどもおそらく数ヶ月もすれば、MacやハイエンドなWindows PCからWireless USBを標準搭載するマシンが出てきて、1年半もすればそれが当たり前になる。プリンターやハイエンドなデジタルカメラはこぞってレシーバーをオプションとしたり、内蔵したりして、とにかくケーブルという美しくない細長いモノを排除する方向に進んでいくだろう(と、片付け下手な僕は思っている)。

       One More Thing。もう一つこのWireless USBへの期待は、PCやMacとiPodとの接続。Dockというすばらしいカルチャーを作り出しているiPodだけれど、やっぱりDockingし忘れてしまうことが多々あるのも、僕の生活の中での事実だ。別にちょっとした話なんだけれども、家のMacをさわっているときに近くにある鞄の中のiPodをつなぎ忘れて、せっかく読み込んだ新しいCD(昨日の場合は中塚武さんのヤツ)が電車の中で聞けなかったりする。

       MacからiPodを見つけ出して、それで同期を取ってくれたりしたら、それはそれは喜ばしいことだ。Wi-Fiでもいいじゃないかというかもしれないけれど、Wi-Fiは最高速が出ても54Mbps、Wireless USBなら480Mbpsだ。どちらに期待したいか、なんてことは一目瞭然である。

       まあ僕としては、iPodにはWi-FiもWireless USBも、どちらも搭載したいと思っている。それぞれにそれぞれの役割とシーンとモードが想定されて、どちらも欲しいと思っている。それを簡単にしてくれるチップは、そのうちこの検索結果に出てくるでしょう。

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