シャワーケータイ - F703i
2007.01.24 12:00 JST - BLOGGING - PHOTO (art daikanyama DoCoMo event fujitsu keitai tokyo)

F703i - 703i Gallery #31 by TARO MATSUMURA at Daikanyama, Tokyo (MAP!)
Fのケータイってコンセプトをこうやって振り切ると、ものすごくいい端末が出てくるな。改めてそう感じさせられたのがこのF703i。今のケータイが可愛くない、とご不満の女子諸氏には完璧におすすめなのがこれだ。たぶん今回のエキシビションに出ていたケータイの中で、一番パッケージとして完璧だったのがこれだと思うわけです。
このケータイのボディのデザインはすっきりとした薄型スクエアで、今までと全く同じカタチでリリースしたN703iDのお株を奪うようなシンプルさになっている。そして端末を開くと、線が細く、丸みを帯びたアナログ時計とフォントが出迎えてくれる。このあたりで、今までのケータイの雰囲気とは違うな、と言うことをきゅんと感じさせてくれる。
欲を言えば、この線の細いフォントでメールもi-modeも扱えるようになっているとなおよかったと思うし、待ち受け画面のiチャネルの背景も黒くしなければならなかったのかな。これは現在のケータイ、というかSymbienOSの限界なのだろうか。Linuxベースのケータイならフォントも自由にできるのだろうか。あるいはOS Xベースを待たなければ実現し得ないのだろうか。とにもかくにも、欲を言いたくなるくらい、かわいらしくまとめられていると思ったのだ。
そしてなによりポイントが高いのは、防水になっている点。全方位からの水の侵入を防ぐし、水深1mの中に落っことしても大丈夫。これだけ聞けば、水没の心配がない、と言う安心機能のように聞こえるけれど、いやいやそうではない。シャワーを浴びながら、お風呂で雑誌をめくりながらケータイでしゃべることができるのだ。
女の子たちは防水でもないふつうのケータイでシャワーを浴びながら通話をしていると言う話をよく聞く。聞いて耳を疑う瞬間が多々あるんだけれど、意外な使われ方の事実であったりもするのだ。ここにリーチしている点で言えば、コンセプトやターゲットがドンぴしゃにセットされた気持ちよさが、F703iにはある。と言う点で、今回の703iシリーズの中で一番完璧なものじゃないか、と思った次第。
ただ1つ、F703iを語る上でパーツが足りていない部分がある。それはDoCoMoの料金プラン。シャワーを浴びながら、お風呂に入りながらも通話している人たちがこのケータイを持つとしても、それを安く実現してくれる料金プランがない。これは非常に悲しいことだ。このケータイをそのままSoftBankからリリースしたら、どんなに売れることだろう。
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松 村 太 郎