小カテゴリをタグ化して管理する
2007.03.26 17:22 | by TARO MATSUMURA
COLUMN | design, hack, tag, tarosite.net, weblog
先週までのTAROSITE.NETのリニューアルで、僕の中で最大の変化は、情報の管理や分類の方法を階層化したカテゴリからタグに変更した事だ。Movable Typeの最近のヴァージョンから対応したエントリー・タグを情報分類に役立てようという話で、TAROSITE.NETリニューアルのプランシートの最後の1枚でも触れている話だ。
限界にきたカテゴリのタグ的用法
しかしながらちょっと不満だったのは、ケータイに関するコラムを書いたとき、「COLUMN」と「keitai」カテゴリにチェックを入れるのだが、「keitai」カテゴリは「BLOGGING」カテゴリの下にあるので、keitaiアーカイブを見ると、URLが www.tarosite.net/blogging/keitai となる。別に目をつむればいいだけの話ではあるんだけれど、ちょっとした違和感があった。これが、今までの僕のウェブログの中のカテゴリのタグ的用法だった。
特にBLOGGINGカテゴリとkeitaiに入るエントリーを保存しようとすると、とにかく時間がかかる。中に入っているエントリー数が多いのが問題なのだろうか、1つ1つのテンプレートを書き出すのが遅くて仕方ない。所属カテゴリを減らすと言う事は、Movable Typeに記事を1つエントリーする際のリビルド(再構築)工程数を減らす事を意味する。ウェブログの経年変化や成長に合わせて、情報管理を返る必要が出てくる、と言うのは自然な流れなのだろう。
カテゴリからタグへの置換
そこで今回のリニューアルでタグにきちんと対応しようという目標を立てていた。見直してみれば、そもそもはてなブックマークではばりばりとタグによる分類をしていたし、Flickrの写真も場所や移っているもの、アルバムの管理など後半に渡ってタグのお世話になっている。インプットはきちんとタグ付けしながらこなしていたのだ。だったらアウトプットとしてのウェブログにだって、タグ付けしておくべきではないか。
ここで、情報の中身カテゴリからタグへの変換をどうしよう、という問題にぶちあたる。数が少なければ1つずつやっていけばいいだろうが、少なくとも3年以上のエントリーがこのルールで作られているので、それははっきりいって途方もない作業と言うべきだ。
ここでMovable Typeがデータベースのインターフェイスを持っている事に救われることになった。Movable Type上ではエントリーの全文検索やカテゴリ、タグ検索が可能になっていて、検索結果に対する一括編集にも対応している。つまり作業としては、30個近くある小カテゴリ1つずつのフィルタをかけて、その結果に対して小カテゴリと同じ名前のタグを追加、とするだけ。これが全て終わったら、仕上げに小カテゴリを削除。
幸い、僕の小カテゴリは単語1つばかりだったので、そのまま1つの小カテゴリに対して1つのタグを付けていけば良かったが、例えば「book & magazine」だとか「movie & drama」といったまとめ方をしているカテゴリがあったとすれば、ばらして「book」と「magazine」、「movie」と「drama」をつければいい。
とにかく予想していた以上に早く作業が終わったのは良かった、というところだ。
タグの効能
まだタグを導入してから日が浅いんだけれど、ひとまずエントリーを投稿したり修正した際のリビルドの時間がとても早くなった。体感できるほどだし、時々起きていたタイムアウトもなくなった。もっと早くやれば良かったのにね。
これに加えて、Movable Typeのテンプレート用のタグの中には、エントリー・タグを条件にして出力する機能もカテゴリ同様に組み込まれているので、何か特集ページを作りたい、と言うときにも便利そうじゃないですか。
またタグのアーカイヴページは「検索結果」として表示される仕組みになっているため、リビルドの必要なく常に最新のページが表示されるし、そのタグのアーカイヴページから僕のはてなブックマークの同じタグのページへ飛ばしたり、僕のFlickrの同じタグの写真を検索する画面へ飛ばしたり、といった芸当もできるようになった。これも、自分のためのメモとしてウェブログをとらえている僕からすると、やはり利便性の高いナビゲーションになっているわけです。
普段は触れた情報や書き上がった情報に対してタグを後付けしてきた。けれども今度やってみたいのは、いくつかのタグから、なにかエントリーを書いてみる、という逆の発想。タグがあらかじめ与えられて、そこにフィットする情報を作る、と言う実験?練習? になるのだろうか。
そんなことを考えてしまうくらい、ウェブログがタグに対応したのを気に入っている訳です。
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