2007.05.24 18:46 JST - ( )

DoCoMo、やめます(メインのケータイとしては)

 ずいぶん長らくお世話になってきたけれど、今月いっぱいでDoCoMoのケータイをやめようと思う。もしかしたらサービスを利用したり記事を書いたりするために、回線は取っておくかも知れないけれど。

 きっかけは以前話をしてきたTwo Phonesのスタイル(ニューヨーカーのカバンをヒントに機能を振り分けてみる役不足なのはどっち?)の中で感じた、今使っているN703iμへの生活ツールとしての役不足感からはじまった。そしてDoCoMoの904iシリーズ、面白いんだけれども欲しい端末がない感じ、2in1のリリースの感じ、そしてDoCoMo 2.0を見て感じ。これらから感じ取った場違い感である。

 DoCoMoは次世代ケータイの技術開発を牽引していたり、最もリッチなコンテンツを扱いうるインフラを有していて、日本のみならず、世界のケータイのテクノロジやビジネスを引っ張る役割として期待すべき存在だ。それはこれまでも、これからも変わらない構造ではないかと考えている。

 またケータイカルチャーを作り出す要素も、決して少なくない。i-mode、おサイフケータイ、デコメール。結構ポップな切り口ながら、コミュニケーションや生活に響いてくる新しいサービスを投入し続けている。今まで面白いな、と思っていたのは、決してポップさを狙って投入しているのではなく、まじめに取り組んだ結果、面白いカルチャーになっている、というのがステキだった。

 DoCoMo 2.0のキャンペーンは、ワカモノ感だったり、新しさだったり、ポップさだったりを前面に出したものだ。CMの映像シリーズも、キャスティング(かつて織田裕二をauに引き抜かれた仕返しを、やっと果たしましたね)も、ウェブサイトの表現も結構面白い。これでケータイが中心に動くスペシャルドラマが、テレビとともに、上限10MBとよりリッチな映像配信が可能になったケータイを生かしたメディアミックスで実現されたりしても良さそうだ。単なる僕の予想と期待ですが。

 このように作られた雰囲気で完成された世界観によって、虜にしたいワカモノには響くかも知れない。けれども、あの世界観、つまりまじめに投入して、若いケータイジャンキーによってカルチャー化するあの自由というか、混沌とした、と言うか、そういった雰囲気が、このDoCoMo 2.0のキャンペーンの中には入っていないように思える。妙な視点で眺めていた僕個人としては、なんだかつまらなってしまったと同時に、場違い感を強く感じたのだ。

 自分が場違いな感覚を覚えてしまったとしても、その世界観がトータルに貫かれていれば、納得がいっていたかも知れない。DoCoMo 2.0の広告にはポップさがあるので、端末にもデザインやスタイルがあるのか、と言われると、端末は今まで通り機能を重視したモノが中心になっている。なんだかここに、ちぐはぐな印象を受けてしまって、どうも据わりが悪い感覚を覚えてしまう。

 だからといってauの春先のキャンペーンも別に響いてくるモノは何もなかった。とはいえ、Two Phonesで考えたネットサイドと生活サイドのうち、生活サイドに当たるスマートでクールで機能も充実したケータイは、全キャリアを見渡してもauのMEDIA SKINくらいしか見あたらなかったのである。各種夏モデルも出てきたけれど、結果はあまり変わらず。

 色々考えた結果、今までDoCoMoをメインのケータイとして使っていた生活から、auをメインのケータイとして使う生活へと移行することを決めた。SoftBankはこれまで通り、仕事の通話とネットサービス、ワンセグ視聴などのために利用する。これで少し、試してみようと思っている。

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