2007.06.26 16:28 JST - - ( )

達人インターフェイスの快適ケータイと暮らす - DoCoMo D904i

DoCoMo D904i #60

 D904iのモーションコントローラーが有効になる機能は、直感ゲームと上に挙げた5パターンに限られているし、カスタマイズ性もほぼない。文字入力やメニュー起動といった端末の様々な画面でユニバーサルに利用できる機能を中心に、モーションコントローラーによって起動することが出来る機能を増やしてくれれば、と思った。例えばこれらがモードファイルでカスタマイズできれば簡単さもまた増してくる。次の端末にも継承されて、熟成されるのが楽しみだ。

 D904iには、前に述べたスピードセレクター、モーションコントローラーの他に、声の入力によって機能を起動できる「スピードメニュー」、声とキーワードによって端末をロックできるボイス認証も搭載されている。女性を意識した端末の上で、これらの多様な入力手段、インターフェイスを用意して使ってもらうこの端末の面白さは、日本のケータイカルチャーのある側面、「誰にでも簡単に受け入れられるテクノロジ」という姿を上手く反映しているように感じる。

 これらの多様な入力手段が、それぞれ1つだけあればいい、というわけではない。ユーザーの好みや使いやすさを微調整しながら、個人のちょうど良いバランスで採り入れていくことが出来れば、そのケータイを最大限に使いこなすユーザーが増え、「使うこと」「持つこと」に満足感の高いケータイとして評価されていくことになる。ポップに言えば、使っていけばケータイ操作の達人になる、そんなケータイの可能性をD904iに見ることが出来る。

 904iシリーズから対応した2番号、2メールアドレスを使い分けることが出来るサービス2in1への対応もスマートだ。Aモード、Bモード、両方待ち受けで、それぞれの待ち受け画面や着信音、メニューのテイストを切り替えることが出来る。端末が全く違うモードに化ける事で、番号やメルアドの使い分けを、自分のライフスタイルの中でスマートに意識させる点もまた、上手な演出だ。

 ケータイを使いこなす手段を沢山用意した上で、さらにケータイと一緒に過ごすことを上手く採り入れた端末がD904i。多様なインターフェイスでケータイ操作の達人になるかと思いきや、ケータイとともに暮らす充実感をもたらしてくれるツールとしての洗練が進んでいることに、この端末の奥深さすら感じる。

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2007.02.01 #06松 村 太 郎
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