2007.06.21 15:51 JST - - ( )

洗練のスライドボディ - DoCoMo D904i

DoCoMo D904i #07
DoCoMo D904i #07

 ケータイのインターフェイスは、長らく代わり映えしていない。そこにメスを入れたとき、ケータイの使い勝手は一体どうなるのだろうか? DoCoMoのD904iは、既存のインターフェイスを残しつつ、それをちょっとアシストするようなカタチで、全く新しいユーザー操作の方法を取り入れている。この端末を持つヒトは、無意識のうちに「ケータイの達人」のように使いこなせるようになっているだろう。しかしD904iの奥深さは、ここに留まらないようだ。

 DoCoMoの三菱電機製ハイエンドモデルは、FOMA初のスライドボディ端末としてリリースされたD901iから始まった。以来、スライドボディをアイデンティティにして、人気モデルとして親しまれている。D904iはこのアイデンティティをさらに洗練させている。

 D903iまではボディをスライドオープンする際、端末左側面のボタンを押すことでオープンさせてきた。閉じているときにカバンの中で不意にオープンしてしまうことがなかった反面、右手で持つときは人差し指、左手で持つ場合は親指という具合に、端末を持つ手によってオープンするボタンの操作が変わってしまっていた。

 バネでオープンする様子はクールなのだが、その分閉じるときに最後まで力をかける必要があったり、また軽く握っている場合、オープンするときのバネのチカラで、そのまま端末が吹っ飛んでいってしまった、なんて言うユーザーの声もあったり。なにより、スライドオープンの直感的な操作ができない点は、気になっていた。

 こういった声に答えるように、D904iではボタンを廃して、代わりにアシストスライドという機構を導入した。これによって世に出回っている多くの端末のように、親指のアクションで端末の開閉が可能になった。しかしただボタンを廃しただけではない。本当に軽い力のかけ方で、キチンと端末が最後まで開く。だからといって不意に開くほど緩くもない。

 これも好みの問題だが、スライドさせることの心地良さは、これまでの端末以上のこだわりが感じられ、何より心地よい動きを楽しむことが出来る。

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2007.02.01 #06松 村 太 郎
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