2007.07.30 16:31 JST - OUTPUT - REVIEW (DoCoMo fujitsu keitai lifestyle photo)
生活をコーディネートするヨコモーション - DoCoMo F904i #05
もう少しヨコモーションについて。メールなどの文字編集の際にスイングすることで、デコメピクチャや顔文字、絵文字、定型文などの選択画面を起動することが出来る。これまでのヨコモーション端末でも実現されていて、便利だった機能の1つだ。この選択肢の中に「パスワード引用」が追加された。いわゆる勝手サイトでログインして利用するタイプのサービスが増え続けている昨今、このパスワード引用を追加した点は鋭い。
champagneではデフォルトでキリンをモチーフにしたメニュー画面が用意されているが、このキリンを表示させながら画面を傾けると、キリンが木の葉をはむアニメーションに切り替わり、メニューも縦から横方向への選択へ移行する。画面を傾けることの楽しさを演出して、よりヨコモーションに慣れてもらおうという意思の表れにも感じ取ることが出来る。
F904iでは、人の生活に密着した存在として、ライフスタイル設定というものが用意されている。これは指定した曜日や時間などに応じて、待ち受け画面やメニュー画面などを一括変更するトータルコーディネート設定、マナーモードやプライバシーなどのON/OFFを自動的に切り替えることが出来る。
最も単純な設定は、朝起きるときは目覚ましとして使うためにマナーモードOFF、出かけて電車に乗る時間にはマナーモードONで日中過ごし、家に帰ってから朝のアラームまではマナーモードONで静かに眠る。今まではマナーモードのボタン長押しで切り替えていたが、切り替え忘れて音を出してしまったり、(もっと深刻なこととして)アラーム中もマナーモードで寝坊する、といったことを避けることができるのではないだろうか。
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もちろんマナーモードだけではなく、トータルコーディネート設定によって待ち受け・メニュー画面などのデザイン、着信音まで含めて時間帯に沿って変更できる。仕事中とオフの日で同じ着信音で過ごしたくない、そんなオシャレ心までくすぐる事が出来る点で、今後も大いに可能性があると感じた。せっかくGPSや指紋認証などが搭載されているので、端末を持っているヒトの状態や条件などで切り替える方向へアプローチできれば、ヒトがケータイに気を遣わない関係性が生まれるのではないだろうか。
ヨコモーションの機構を進化させ、ディスプレイの拡大、ワンセグ対応などをはたしてリリースされたF904i。904iシリーズの1つのウリである直感ゲームには対応しないものの、シリーズの中でデザイン的にもスペック的にも、放つ魅力をとっても最高の端末であると言っても過言ではない。特に女性を意識した色や塗装などのこだわりの質感には、これまでのケータイにはない美しさを演出していて、とても心地よいモノになっている。
今回はオシャレなchampagneを採り上げたが、noirとbranche(黒・白)はビジネスシーンにもエレガントにフィットするシンプルな外観を保っている。その完成度の高さの中で、ウリであるヨコモーションを使い込んでいったり、ライフスタイル設定で自分の好み通りの設定に自動的に切り替わってくれるこのケータイ、とても良いパートナーとなることは間違いないだろう。
TAROSITE.NETは1997年にスタートした松村太郎のウェブサイトです。コラムやニュースクリップなどの情報発信と、様々なコラボレーションの場として、10周年を迎えました。
松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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