2007.07.28 16:16 JST - OUTPUT - REVIEW (DoCoMo fujitsu keitai photo)
エレガントさを手に入れたヨコモーション - DoCoMo F904i #03
F903iから始まった富士通のハイエンド端末の新しい形態、ヨコモーション。ディスプレイを左右に首をかしげるように90度回転させることで利用するスタイルだ。似たようなアイディアはスタイルでシャープ製のいわゆる「AQUOSケータイ」製品群にも採用されているが、AQUOSケータイは1方向のみの回転。富士通のヨコモーションは左右に振れる点でオリジナリティがある。
とはいえ、AQUOSケータイと以前のヨコモーション・ケータイであるF903iやF903iX HIGH-SPEEDとを比較したとき、ヨコモーションに感じた印象は「固い」ということだった。
AQUOSケータイのそれは指である程度まで傾けるとそのままヨコなりタテのスタイルに収まるアシストをしてくれていた。これに対してヨコモーションは手でしっかりと握って「よいしょ」としっかり最後まで回さなければならない。僕の友人のF903iユーザー(男性)は、ディスプレイ部分を太ももに当てて左右の首振りをさせていたのが印象的だった。
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しかしF904iでは、ヨコモーションの動作にエレガントさが加わった。これまでヒンジが丸く、スムーズな回転をする機構を採用していたが、F904iからはAQUOSケータイと同じようなサイクロイドの動きによって左右の90度回転を実現する方式に変更されている。これによってディスプレイのヒンジ側を丸くする必要がなくなり、3.1インチという大きなディスプレイの搭載を可能にしている。
軽いチカラで触れる程度で動くようになった点で、手元にあるボディカラーのchampagneを好みそうな女性にも積極的に使ってもらえる端末として一皮むけた。AQUOSケータイは1つの方向のみの回転だったが、ヨコモーションは左右に首をかしげる。当然この動作には、それぞれ機能を割り当てることが出来、エレガントな動きと機能との一体感で、他にはないカスタマイズ性能を発揮する。
軽いチカラで回転するようになったことのデメリットもある。折りたたみケータイを片手で開こうとするとき、僕はついついクセで親指を間に挟んで開けようとする。F904iでそれをしようとすると、ディスプレイ部分の回転し始めの動作になってしまってずれてしまい、親指を挟んで開く方向へ力をかけることが出来なかった。コツをつかめば、という問題かも知れないが、普段のケータイから移行する際に気になる点だった。
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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