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Flash PlayerがH.264に対応 - YouTube HDも
by TARO MATSUMURA - 2007.08.21 21:32
最近ケーブルテレビを見ていると、海外のチャンネルが次々にHD化されている。特にお気に入りなのはFOX Life HDとDiscovery Channel HD。ジャーダの料理番組やら歴史物なんかを見ると、ハイビジョン化されて良かった、なんて恩恵を感じたりしている。資料映像になるようなものは、やはりHD化は格段に効果的だと思うのだ。日本は地デジで一気にハイビジョン放送になっているが、映画以外のコンテンツはどうもいまいちなわけです。資料の宝庫になりつつあるネットに目を移すと、YouTubeの画質がもっと高いモノになったら、なんて思い描いたりするモノだ。この可能性を握るのが、Adobeから2007年の秋にリリースされる予定の「MovieStar」、Flash Player 9のH.264対応である。
H.264以外に、HE−AACやマルチコアのサポートなども盛り込まれるMoviestarのリリースは、ネットのビデオコンテンツに大きな影響を与えることは間違いない。
現在HD映像が最も多く見られるのはAppleのウェブサイトにあるMovie Trailerのコンテンツじゃないかと思おう。オフィスのPowerMac G4にはCinema Display 23"が接続されているのでフルHDの解像度を再生できるが、MacBookでは1080サイズ映像は縮小して再生することになる。それでも色表現や動き、文字の再現などは今までのネット上の映像とは一線を画し、素晴らしいモノになっている。これがYouTubeに導入されたらどうなるだろう。
YouTubeは海賊版の映像の問題が未だにきちんとクリアされていない点で、事実上映像配信インフラとしての地位は確立しているモノの、オフィシャルなビデオ共有サイトの地位をなかなか手に出来ないでいる。Flash PlayerのHD対応はこの状況を打開する1つの手段となる可能性を秘めているかも知れない。海賊版と正規版との差別化が図れれば、正規版の配信映像を見たい、と言う欲求を生み出すことが出来れば、オフィシャルな動画配信の場としての地位を確立できる。
その要素はつまり、クオリティだ。
オフィシャルだからこそ配信できるフルHDの映像をYouTubeのオフィシャルなチャンネルに優先的に配信することは、他の海賊版を流すユーザーには真似できないことではないだろうか。つまりYouTubeにも予告編なりリーガルな映像を権利者が流してユーザーの目に触れてもらうことのメリットを、権利者側が認めなければならないが、その際の海賊版つぶしは、明らかな映像品質、音質の差を見せつけることではないか。
YouTube HD(勝手に名前をつけちゃいましたが)の使命は、ネットに流れる映像のクオリティを高めること。そのクオリティ高い映像をユーザーにオフィシャルに届けること。その足がかりがH.264対応によって高画質化するFlash Player、というストーリーはどうだろう。
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