2007.08.23 11:03 JST - ( )

iWebのGoogle Maps・AdSense挿入機能 - ウェブとデスクトップのせめぎ合いを見る

iWeb Google Map feature Google Mapsが地図をウェブサイトやBlogに埋め込むことが出来る機能をリリースしたが、そのちょっと前にiLife '08のiWebにもGoogle MapsやGoogle AdSenseを埋め込む機能が追加されている。まずはGoogle Maps埋め込み機能から。と言ってもあまり説明することもなく、メニューから「挿入」→「Googleマップ」を選ぶ。するとページ上にGoogle Mapsの埋め込み画面が表示される。こうなれば、あとは地図でデフォルトの場所をセットして、拡大縮小や衛星画像かどうかなどを選んで、ページ上のサイズをマウスで調節しながら貼り付ける場所を決めればできあがり。確かにHTMLのコードがはき出されるよりもカスタマイズ性に優れていて、わざわざGoogle Mapsのウェブサイトに行かなくて済む点も便利だ。

iWeb Google AdSense setting - iMac Days #60
iWeb Google AdSense setting - iMac Days #60

 続いてGoogle AdSense。挿入する方法は地図と同じ、「挿入」→「Google AdSenseの広告」を選ぶと、Mapsと同じようにページ上にGoogle AdSenseの枠置きされる。広告フォーマットを選択して、広告の色を選んで、ページにフィットさせることが出来る。これもまた、Googleのウェブサイトに行かなくて済む点で手軽だ。

 ちなみに、Google AdSenseをiWebから利用するときは、Google AdSenseに認証を問い合わせる手続きが必要だ。初めてGoogle AdSenseを設置するときに、Google AdSenseに登録したメールアドレスを聞かれる。これを登録すると、AdSenseからメール宛に認証URLが送られてきて、クリックすればiWebで利用できるようになる。

POST YOUR COMMENT





TAG


    • RESOURCE

       さて、地図と広告枠と、共通しているのは「Googleのウェブサイトに行かなくて済む点で便利だ、手軽だ」という点である。ここで思うことは2つ。

      ・iWebが対応するのがGoogle系の2つのサービスに限られている点
      ・iLife '08はMacがデスクトップアプリケーションとしてWeb 2.0対応している点

       まず1点目について。MapsとAdSenseに対応している。ちなみに「挿入」→「HTMLスニペット」というメニューから、FlashやJavaScriptなどを「ウィジェット」として埋め込むことが出来るようになっている。そのため、YouTubeやFlickrの画像を挿入することだってそのままで対応しているのである。

       しかしながら、今挙げたYouTubeのムービーやFlickrの写真などは、MapsやAdSenseと同じようにメニューから挿入したいモノだ。ニーズの高かったAdSense挿入と、ウェブ上の良質なりソースの代表格であるGoogle Mapsにまず対応することが、iWebの新しい使い勝手の試金石になっているように思えるのだ。ちなみにiMovieやKeynoteからYouTubeに書き出す機能が付いているので、iWebに直接貼り付ける機能が付いていても不思議はなさそうなんだけれども。

       ということで、今後のiWebのアップデートは、ウェブ上に貯まっているリソースを自在にコーディネートできる方向性が待っているのではないか、と考えている。

       もう1点について。iWebがWeb 2.0のマッシュアップというか、編集というか、コーディネートの場として、ウェブ上のリソースを存分に使いこなすページ作成のスタイルを提案していくだろうという前提において、それでもMacのデスクトップ上のアプリケーションの使い勝手に親しんでもらうことで、Web 2.0をMacで使いこなす優位性をアピールしようとしているように感じられる。

       このあたりに、Appleが描こうとしている今後のMac、ネット、コンピューティングの姿が透けてこないだろうか。

       僕がデスクトップアプリが好きながら、ネットに親しんでいる、というスタイルでMacを使っているので、このような予想というか希望を持っているのだが、全ての人が今現在において、既にウェブ上にリソースを持っているわけではないし、新しいiWebにすぐに対応できるわけでもまた、ないのである。多くの人に楽しんで貰えるような、何かこのあたりのスタイル・メイキングが出来ると面白そうだと感じている。

      AD

      TRACKBACK

      • URL:
        http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/8346

      COMMENT

      AD

SEARCH



tokyonews

AUTHOR

TAROSITE.NETは1997年にスタートした松村太郎のウェブサイトです。コラムやニュースクリップなどの情報発信と、様々なコラボレーションの場として、10周年を迎えました。

2007.02.01 #06松 村 太 郎
TARO MATSUMURA

UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)

詳しくは
taromatsumura.net

FEED

tarosite.net: ATOM
tarosite.net: RSS 2.0
tarosite.net: RSS 1.0
はてなブックマーク
technorati.com