2007.08.06 16:33 JST -

Macは「連携」がアフォーダンスとなる場

 最近、Windowsユーザーの友人がMacに入門したい、という話を方々で聞いて、それなら何かまとめましょうか、と言うことで動き出している。まだプロジェクトのタイトルだとかそういうのは決まっていないんだけれども、とりあえず使い始めて3ヶ月間は困らないで済むようにするための100項目を挙げてみよう、ということでネタ出しをしている。この過程で、Macとはいったいどういうモノなのだろうか、と改めて考えるきっかけになった。

 先日Castalia.jpの山脇さんとのメールの中で、

Macのビジネス的な優位性は、フォントのキレイさでWindowsマシンで作成したアウトプットとは明確な差が出ること。画面がキレイなことも助けて、クリエイティブなセンスが、使っていく過程で磨かれていくことだ。

というご意見に触れることができた。これは僕も少し実感を持って受け入れることが出来た意見であった。僕も含めて、いままでのコンピューティングでデザインやセンスみたいなモノに対して興味がそこまで向かなかったユーザーほど、そういうメリットを受けられるのではないだろうか、とも考えた。

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       また、クリエイティブにリーチしている昨今のiLifeやiWorkのソフトウエアはどうだろう。これらに搭載されているメディアブラウザ(iTunesやiPhotoなどのメディアファイルを簡単に読み込むことが出来るファイルブラウザ)や、各ソフトで「共有」だとか「書き出し」のメニューに用意されているラインアップを見ると、1つのソフトの上での管理やクリエイションを、そのソフトの中に閉じて扱わず、他のソフトに受け渡してさらに加工したり、編集したりすることが前提で作られているのだ。

       例えば、iMovieからGarageBandに受け渡して、編集されたムービーに自作の音楽やナレーションをかぶせたり、出来上がったムービーをiTunesに転送してiPodで持ち運べるようにしたり。OmniOutlinerはAppleのソフトウエアではないのに、箇条書きのデータをKeynoteのスライドに1発で変換して書き出す機能が付いているし、KeynoteからiPhotoにスライドを書き出せば、画像素材として他のドキュメントに利用することも出来るようになる。

       このようなメディアファイルやリソースの連携が簡単にできるように仕込まれていて、これがアフォーダンスとなって、Macの上でのクリエイションが加速する、という効果が、Mac導入には含まれているのではないか、と考えた。この辺のうまみが上手く表現できるように、100案をまとめていきたいと思うけれど、デスクトップアプリに閉じず、ウェブサービスなどとの連携まで視野に入れると、100個じゃ足りないことは明らかですね。

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