2007.08.15 12:44 JST - BLOGGING - netnomad.jp
フリーランス以外はNOAMD対象外か?
先日のエントリーで、「NETNOMADの当面の対象は、フリーランスか、フリーランスを目指す人」と言い切ってしまった。これは、いい加減にターゲットを明確化しなければ、何も始まらないんじゃないか、ということで決めてみたのだが、僕の本当の想いとしては、実はそういうわけでもない。先日のエントリーに対して、はてなブックマークでphoさんからこんなフィードバックが寄せられたので、追記しておこうと思います。
フリーランスじゃなくて、フリーランスを目指してるわけでもない自分は、ターゲットから外れるわけか。あんまりガツガツしたものなら、確かに自分に合わないとは思う。
先日のエントリーの最後に「強制から共生の時代へ」というキーワードまで出てきているので、NOMADについて限定的な定義が必要というわけではなく、自分はNOAMDだ、NOMADっぽい、と感じて行動することが積み重なって行動していけばいいと思う。とはいえ、何らかの典型例というか、モデルを作らなければならないので、それをどこからサンプリングして、リミックスしていくか、と言うときに、フリーランス、というワークスタイルがわかりやすいな、と思った次第。
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Comments
- [2007年8月15日 16:26] 加藤康祐 -
硬い話ですがNETNOMADがイマイチよくわからないのは、社会的使命(ミッション)とか参加することによる便益(バリュー)とか果たすべき約束(プロミス)とかが整理されてないからじゃないだろうかね。
何か松村君の独断で良いからそういうことをもっと明示的ぶち上げて色々な人から意見をもらった方が、プロとコンが明確に出て、巻き込むべき人達の性格もわかってくるんじゃないかね。
平たく言うとブランディングなんだけど。
- idea
- lifestyle
- nomad
- URL:
http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/8308
だからといって会社に勤めている人たちがNOMADを自覚したり、NETNOMADの概念の上で排除されることはあり得ない。僕の回りにも、会社に勤めている人で存分にNOMADっぽい働き方をしている人も沢山知り合っているし、彼らの仕事のどれを見てもとてもクリエイティブだと感じている。だからフリーランスにならないからと言ってクリエイティブではない、というのは間違いだ。しかしワークスタイルは多少オリジナルなモノになる可能性がある。
これに関して参考になるのは、渡辺聡さんの先日のBlog記事。これには共感した。
・渡辺聡・情報化社会の航海図: プロジェクト型組織経営: あるいは兼業公認組織 - 他でもない自分自身が選択している組織形態でありワークスタイルであること、周囲でぽつぽつと同じ考え方を持っている人が現れていることから、何がしか世の中に変化が起きてるのでは?と仮説的に推測している。同じような選択をした当事者達の声を聞いていると、感触としては、独立起業して会社を作りました・(一昔前のニュアンスでの)フリーになりました、というのとは異なるように感じている。また、転職でキャリアアップ、というような語られ方とも少々異なる。何が異なるかと問われると、全般的に、「自然と」という言葉の出てくる回数が多い。且つ、気負ってない。良い意味で上昇志向と切り離されていると言えばよいのだろうか。(もちろん、上昇志向が悪いというのではない)
この下りでのキーワードは、やはり「自然と」という言葉だろう。効率が良く、上手く作用することが出来るように仕事を重ねていくと、自然とこれまでとは別のワークスタイルになっていった、という話である。渡辺さんらしいこの先の考察として、これらの人材リソースを上手く活用するための会社側の対応は、業務範囲を固めた雇用か、より緩やかな業務範囲の外注か。これらの境目は曖昧になってきているという。
フリーランスのNOMADが沢山増えればいいわけではなく、このようなワークスタイルのリソースを効率よく活用する会社も必要なわけで、NETNOMADのスタイルへの理解がフリーランスの人たちだけに共有されればいいとは一切思っていない。さらに言えば、フリーランスからNOMADっぽさやモデルをサンプリングするように、会社に勤めている人たちがNOMADっぽさをlifehacks的に採り入れることだって可能であると考える。これが兼業公認のワークスタイルなのか、20%ルールなのか、呼び方や採り入れ方は様々だけれども。
今までの考え方や働き方と強烈に違う事象から、要素還元をする作業が必要だと今は思っている。もちろん自分の好きなことを仕事にしながら、能力やアイディアを発揮して、気持ちよく仕事をし、生活をしていくことは目指すところなのだが、残念ながらやはり、その前段階のがつがつした努力というモノもまた必要なかもしれない、というのが先日書いた弱気の部分だし、その気がない人を巻き込みたくない、という怖さを感じている部分もある。アレを書いた後に勇気を持っていけばいい、と励まされることもあったけれども。
しかしながら、自分の好きなこと、やりたいことへの努力だったら、いくら回りから見てがつがつしているように見えても、知らず知らずのうちにその努力をこなしているのではないだろうか。そのやりたいこと、好きなことの見つけ方の部分から導入していく必要はあるのでしょう。
TAROSITE.NETは1997年にスタートした松村太郎のウェブサイトです。コラムやニュースクリップなどの情報発信と、様々なコラボレーションの場として、10周年を迎えました。
松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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