TOKYO SMART DRIVER
2007.08.10 15:20 | by TARO MATSUMURA
BLOGGING | ad, car, radio, tokyo
1ドライバーとして、1トーキョー住民として、1DJとして興味深いプロジェクトが、このTOKYO SMART DRIVER。「スマートなドライブで、事故が減る、渋滞が減る、CO2も減る」というキャッチコピーでスタートした首都高での交通事故削減のキャンペーンで、首都高速道路公団と在京ラジオ局(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、TOKYO FM、J-WAVE)も参加する。ラジオCM、コンピレーション制作などのムーヴメントの作り方がJ-WAVEっぽい!と感じてしまうのだが、これは放送作家の小山薫堂さんが発起人だから。ちなみにピンクのロゴはgood design companyの水野学さんによるもの。
ドライブ中のメディアとしてのラジオはとても重要だと考えている。最近弟が何かしながらラジオを聞き始めたように、テレビよりもやっていることに集中しながら、エンターテインメントとして楽しむことが出来るメディアでもある。そこを媒体として使うのは当然の選択だと思うし、ラジオから何気なく流れてくる中で、ブランド感を持って事故を減らしていくキャンペーンを実施していく。このやり方も、これまでのくだらなくて無意味にしか思えない標語に比べると、ずっとずっと心地よいし、耳を貸そうと言う気になるというものだ。
・シブヤ経済新聞: 首都高、「事故削減」目標に小山薫堂さんと新プロジェクト発足 - 同プロジェクトは、「コミュニケーションの力で首都高の事故を削減する社会運動」と位置づけ、企業、メディア、一般ドライバーの賛同・参加を促していく。冒頭、小山さんは「今、首都高で起きている事故は、ドライバー同士のコミュニケーションのちょっとしたすれ違いや、不注意によるものが大半。これを気づかせてあげたり、情報を教えてあげることによって、事故が減るのではないかと思う。このキャンペーンが、そうした気づきのきっかけになれば」と話した。
事故の原因にコミュニケーション不足を採り上げた点は、とても革新的な気がする。最近はどうだか分からないけれど、教習所ではタダひたすら、「交通ルールを守る」「流れを乱さないように従う」ということを耳がタコになるまできかされた記憶しかない。コミュニケーションの必要性は、運転の中で感じつつあったが、言葉にして出してくれたという意味で、小山さんには感謝すべきだと思うし、意識改革のきっかけになれば、と思う。
ただ、このキャンペーンと事故削減の効果測定は難しいかも知れない。「スマート」という言葉だったり、小山さんのメッセージに反応する人たちは、そもそもスマートにドライブしているんじゃないか、とも思える。これは先ほどくだらないと切り捨てた標語にも共通することだけれど、標語で運転マナーが改善されるなら、とっくに交通事故は激減しているはずだ、と思うからだ。それでもやっぱり、今っぽいやり方というモノはメッセージとして響くんじゃないか、と言う期待もある。
とにかく新しいタイプの交通マナーのキャンペーン、どこまで浸透するか? と言うことも含めて、興味深く見守り、参加していきたいと思った。
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