TOKYOTODAY

Dia:Beacon

by TARO MATSUMURA - 2007.10.04 01:03

Dia:Beacon
Dia:Beacon

Hudson Line SOHOでお会いしたゲーリー・ナツメさんのオススメで、Dia:Beaconに行った。Grand Central StationからMetro-NorthのHudson Lineに乗って1時間半ほど電車に揺られる。途中、氷河が削ったU字谷の風景を眺めることが出来る。途中に古城があったりして。Hadson Lineの路線図を見ると、バスのマークの他に船のマークも付いている。これはどうやら、移動手段としてのHadson Riverの船に乗り換えられる、というマークなのだろうか。

 切り立った垂直な崖に囲まれた中を、川とともに上流へ昇っていく。ナツメさんの言う通り、この景色も素晴らしかった。

Dia:Beacon
Dia:Beacon

 古いお菓子工場を広大なアートスペースに変えたのがこのDia:Beacon。本当に贅沢に展示されている。それこそ、前に紹介したRichard Serraの作品だって屋内に何点もあるのだ。このスペースに展示されているモダンアートをを見ていると、フェチズムだとか「○○萌え」の結果が、ここにあるアートに集約されているように感じる。

 例えば日付萌えだったり、鉄の廃材、ガラスや砂のアート、一番びっくりしたのは、壁いっぱいに幾何学のパターンを描いたSol LeWittのDrawing Series。まずはタテ、ヨコ、斜めを組み合わせた幾通りものパターンの組み合わせから始まり、曲線、交点のパターンの組み合わせが、ひたすら広大な壁面に書かれている。色つきになったり、揺らいだ線が組み合わさったり。見てすぐに分かるんだけれども、見せられ続けていると、だんだん不思議な気分になってくる。

 こういったモノがリアルサイズで間近に見られるし、古いビスケット工場という雰囲気も面白い。MoMAを楽しんだら、ぜひここに足を伸ばすべきだと思う。

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