REVIEW
薄さ際だつ新世代iPod - iPod touch
by TARO MATSUMURA - 2007.10.15 13:55
iPod touchは他のiPodシリーズのジュエルケースに収められたパッケージとは違い、紙箱に起毛処理がしてあるケースと、傷が付かないように丁寧にパックされて手元に届く。使い始めるときも、それだけ製品をデリケートに扱うことへ意識が向けられるというか。
パッケージにはフィルムで丁寧に包まれたiPod touch、おなじみの白いステレオイヤホン、Dockコネクタ部が小さくなったUSBケーブル、既存のDockに対応させるためのアダプタ、そして見慣れない透明のプラスティック部品が同封されている。この部品は縦にも横にも使えるスタンドである。これが入っている理由は、ベッドでYouTubeを見ようとしたときによく分かったので後に述べる。
iPod touchを最初に手に取ったときに、薄い、とにかく薄い、と言う感想を持つ。サイズは110mm×61mm、厚みは8mmで主さは120g。これがiPod touchの物体としてのサイズだが、表が全てディスプレイで覆われていて、しかも新しいiPod nanoよりわずか2mm厚くなっただけの筐体は、120gという重量でも、指2本でもしっかりとつまめる。
表面には下にボタンが1つある以外は全てディスプレイだ。ディスプレイは480×320ピクセルを表示する3.5インチのカラー液晶ディスプレイで、Multi-touchテクノロジによってタッチパネルの操作を受け付ける。
iPhoneとうり二つなのだが、細かく違う部分が目立つ。まずディスプレイのすぐ上には受話部がなく、すっきりしている。上面の左寄りに黒いボタンがあり、右よりは背面にかけて、プラスティックのWi-Fiアンテナ部が用意されている。ちょうど、ここにあったカメラも、iPod touchにはない。Dockコネクタの位置は同じ底面中央なのだが、iPod touchではその右端にヘッドフォンジャックが搭載され、iPhoneにあったスピーカーやマイクは廃されている。
iPhoneでiPod機能を利用するとき、内蔵スピーカーは意外と便利だった。特にちょっと映像を見たり、音楽をプレビューするとき、イヤホンをつけるわざわざ感がなかったからだ。黒いボタンの位置、受話部の有無、スピーカーの有無などがiPhoneとiPod touchの違いだが、表面をぐるりと取り囲むメッキの部材があればiPhone、驚くほど薄ければiPod touch、と見分ければ間違いない。
ちなみにiPhoneでは専用のイヤホンマイクしか取り付けることが出来なかったが、iPod touchでは当然標準的なステレオミニジャックのヘッドフォンが利用できる。
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