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Personal Social ResponsibilityとCSR

2007.11.07 16:34 | by TARO MATSUMURA
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 先週の消費とライフスタイルの授業にゲストスピーカーとしてお呼びしたのは、LOHAS Business Allianceの共同代表を務めておられる大和田順子さん。日本のLOHASの母、友言える大和田さんがどのようにしてLOHASと出会い、それに取り組むお仕事をされてきたか、昨今のLOHASのイメージと事例について、興味深いお話を伺うことが出来た。

 ここで登場したのが、「Personal Social Responsibility」というキーワードである。

 CSRと言う言葉は良く聞かれるようになっていた。Corporate Social Responsibility、企業の社会的責任と訳される。社会貢献の活動に利益の一部を使う、環境負荷が低い企業活動に取り組む、と言った様々な方法で進められている。

 しかし、Time誌などで発表される今年最も目立った人で「You」が選ばれたとき、このCSRという概念が不十分になる瞬間を見たわけだ。ネット社会では、生産活動から消費活動まで、ネットを使って一人で様々なことをこなす。組織に所属する個人、もしくは組織に属さない状態での個人の活動が大きくなればなるほど、企業としていくら社会貢献をしたとしてもなかなか社会的な効果を得られにくくなっていくということだろう(企業はもちろん人の集合体であるが)。

 2007年の年初に、CNET Blogで渡辺さんが以下のような切口でPSRに触れている。

・渡辺聡・情報化社会の航海図: 07年冒頭に(2):エッジの経済とPSR(Personal Social Responsibility)  - 経済活動の重心が移り、企業はツールと状況、メニューを提供し個人が運営運用を行うようになってくるとしたら、個々人の個別の判断の積み重ねが社会の形を作っていくようになる(もちろん、これまでも社会的な決定は個人の意思決定の集積として作られるため、本質的には変わらないが、個別具体的な日常の場面の隅々までいきわたるようになるのが違いとなる)。

 個人の選択や判断の積み重ねが、企業活動の中で重要性を高める。もちろん個人で出来るようになった様々な活動についても、社会的責任がこれまで以上に意識されるようになる。とはいえ、個人の手に渡ったから、企業としてはCSRに取り組まなくても良いか、と言われるとそんなこともない。PSRを実現するために、企業やブランドを選ぶという行動が、より明確化されてくるかもしれない。

 なにか、CSR活動を企業の範囲にとどめず、それを知ったり、参加することがPSRにつながる、というような架け橋的なモノの必要性を感じてしまうわけです。

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