2008.01.24 22:40 JST - IDEA - netnomad.jp (idea marunouchi tokyo)
金色のシール
昨日丸ビルのWest Park Cafeで、イシバシさんにお会いした。僕の後輩でNETNOMADにも参加してくれているサカタくんのご紹介である。丸ビルのWest Park Cafeはよく行く。地元にあるお店ということと、丸ビルの他の店を知らないということもあって、だいたいあそこになってしまう。いつもおいしいサラダを食べて満足しているので良いことにしましょう。
その場では、ITの話題、特にMacの話題、デザインや建築について、江戸文化について、色々な会話で盛り上がったのだが、その中で金色のシールの話は懐かしかった。
冬の時期、マラソンだとか縄跳びだとか、体育の時間の他に休み時間なんかに取り組む月間がある。マラソンだったら、校庭を何周するか? だし、縄跳びなら二重跳びだとかハヤブサだとか、そういう技が出来るか? という目標を持ってやるのである。
その練習量に応じてもらえるのが、金色だとか、赤とか緑のシールだった。小学生の頃、あれが欲しくて、頑張ったのを覚えているのだ。金銭的な価値はたいしたことないんだけれど、自分でその価値を成果の証として金色のシールが欲しいし、集まったシールを眺めると満足感を得られたのだ。
確か、竹中平蔵さんと佐藤雅彦さんの『経済ってそう言うことだったのか会議』でも、給食で出てくる牛乳の紙キャップの話題が出てきていた。クラスの中で、牛乳の紙キャップを集めるのが流行ったというエピソードである。それそのものには大した価値がないんだけれど、集めることに喜びを感じる。それがクラスの中で認知されて、紙キャップに価値付けがなされる。
本の中では、それに飽きて、価値も急速に薄れてしまった、と言う後日談まで載せられていたように記憶しているけれど、小学校が全校的にマラソン月間なんかをやっていると、学校全体として金色のシールに価値付けがなされているわけだ。それに有無を言わさずほぼ全員が賛同しているからこそ、頑張って校庭を周回しようという意欲にも繋がるわけだ、少なくとも僕が小学生だった頃はそうだった。
だんだんまとまらなくなってくるからこの辺にしようと思うけれど、目標や成果を可視化するツールとして、自分なりの金色のシールを作れる仕組みがあると面白い。それに賛同する、しないで周りの人たちもその価値観を導入する、しないが決まっていくわけで、もし採用すれば同じようなインセンティブで努力する友人が出来ることでもある。
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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