食品の安全の問題が非常に大きく採り上げられている中で、過去にはトレーサビリティという仕組みが基本になったし、最近では地産地消を進めようという話がLOHASの文脈の中以外でも出るようになってきた。情報についても層ではないか、と言う示唆が、以下のクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤社長へのインタビュー。
・クリプトン・フューチャー・メディアに聞く(4) 最終回:JASRACモデルの限界を超えて――「初音ミク」という"創作の実験" - 古代、人間は自給自足だった。自分と家族が食べるものを採集・狩猟し、自分に必要な服を作り、家を造り、土器を焼く。何でも「Consumer」(消費者)が「Generate」(作る)っていた。「人はもともと、CGM――Mではないが、CG○という存在だった。『CGごはん』とか『CG服』とか」
確かに、特定超少数:多だからこそ成り立ってきたJASRACのモデルに対して、初音ミクは自分たちで消費する音楽を自分たちで創り上げるというモデルになっていて、ネットによるクリエイションが自給自足のような仕組みに回帰しているという話である。
多分場所性の話、時間的制限の話なんかがネットでは吹っ飛ばしてしまう部分で超えているけれど、自分で使う物は自分で作る、と言う姿勢はとてもアクティブでクリエイティブな姿勢だな、と思った。もちろん、良い音楽を聴きたい、出会いたい、という根源にある欲求は変わらないし、良いものにはお金を払うという姿勢もそうあるべきだと思うけれども。
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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