Walt Disney RecordsがAvexだからこそ出てきたような、クラブで聴けるジャズ、しかもディズニーの名曲の最新カバーなのだから、これを聞かないわけにはいかない。須永辰緒さんのコンパイルながら、新録音なのだから、もはや彼がプロデュースしたディズニーのクラブジャズの1枚ということになる。
#01からくまのプーさん。しかもバーで女性を口説きそうな、とてもダンディーなプーさんというイメージで入ってくるから面白い。#03のAkiko Grace Trioのエレクトリカルパレードは、とても静かに始まって、だんだん盛り上がってきて。やっぱりこれも、パークハイアットのラウンジから遠目にパレードを眺めるような。
僕の一番のお気に入りは、岩村学さんの#06『A Guy Like You』。ふわっと明るくて、おしゃれで軽やか。春のお散歩にもぴったりだし、だからといってグルーヴも捨ててない。なんだか上手いなあ、と思ってしまったわけです。
もうちょっとしっとりとしたスムースな楽曲は、ロビンフッドの#09『Love』。この楽曲は須永さん自身のプロジェクト。Till Bronnerの歌声とゆったりとしたビートが昼下がりのティータイムにもぴったりな雰囲気。
とにかくディズニーを、良い低音で聞くならこの1枚、というフレーズがぴったりな、グルーヴィーかつリラックスもあるオススメのセレクトです。
Modal Jazz loves Disney / compiled by 須永辰緒
Walt Disney Records (AVCW12638) 2008.01.23
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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