Podcast for Apple TV Take Two
2008.02.20 14:34 | by TARO MATSUMURA
BLOGGING | appletv, hack, podcast, tech
Podcastを公開しているユーザー向けだろうか、AppleのiTunes Podcasting Teamからe-mailが届いた。「Apple TV: Podcasting Recommendations」という英文のメールである。Apple TV Take Twoのソフト上アップデートが始まったので、Podcastのプロダクションもこれに対応させることで、簡単にテレビ画面にコンテンツを送り込むことが出来ますよ、という書き出しである。
いきなりここで立ち止まるけれど、確かにそうなのだ。Podcastをテレビで見る手段が提供されたということは、テレビ画面に映し出すコンテンツを簡単に作ることが出来るようになった、と言うことを意味するわけだ。
今までYouTubeや既存のPodcastのように、コンピュータの画面やiPodに対してコンテンツを送り出すことは出来たが、Apple TVが導入されている、と言う条件付きではあるものの、過程のテレビに直接コンテンツを送る手段になったわけで、冷静に考えればこれはなかなかすごいことなんじゃないか。
Blu-rayに決着した次世代DVD競争も、ネットからテレビに直接コンテンツが送り出せる、と言う部分への脅威がそうさせている可能性もある。CNET Japanのパネルディスカッションにも書いたけれど、AppleがSonyのMDに対して言ったように、「Good bye BD(Blu-ray)」と言われる日も近づいているかもしれないわけだ。既にiTunes StoreでMovie Rentalのサービスも始まっているし。
さて、Podcasting Recommendationsのe-mailに戻ると、こんな事が書かれている。
1つめはPodcastの解像度を上げることを推奨する、と言うものだ。
既存のPodcastのほとんどは、iPodで見ることを前提に作られているため、320×240のサイズで作られている物がほとんどだ。ちなみにこれは、ケータイで見られるワンセグのクオリティと同じである。Apple TVだけでなく、iPhoneで見せるとしても、既にヨコの解像度が足りない(iPhoneとiPod touchは横480ピクセル)。
そこでe-mailでは、640×480ピクセル、もしくは640×360ピクセルのH.264にすると良い、と書かれている。
2つめ、ファイルを開いたら最後までダウンロードする前に再生が始まるように、最新版のQuickTimeのデフォルトで保存すべきとしている。1度エンコードが終わっていたとしても、QuickTimeの「名前を付けて保存」で保存し直せば、ファストスタートに対応するそうだ。
3つめはApple TVでの表示に対応するよう、Podcastのジャケットアートを300×300ピクセルから600×600ピクセルのJPEGかPNGファイルに変更するよう進められている。確かに。
4つめはPodcastをiTunesに登録する動作を紹介したビデオチュートリアルをウェブサイトに用意したから、必要ならばこれにリンクしてください、とのことだ。
以降はサーバやウェブ管理者へ向けて。
5つめは、Apple TVではユーザーの待ち時間を減らすため、HTTP byte-range requestに対応したHTTP/1.1のサーバに置くことを推奨する、とのこと。先読み機能を使えるようにしたい、ということでしょうか? → 詳しくないので技術者に後日確認。
6つめは、コンテンツタイプを対応させておけ、というもの。"m4a", "mp3", "mov", "mp4", "m4v", "pdf"をサポートさせればエラーをはかなくなりますよ、と言うところだろうか。
Macに始めから入っているGarageBandやiMovieは既に音声や動画のPodcastを作成するのに十分な機能を持っているソフトになっている。一応上のことを気にしておけば、薄型大画面テレビにコンテンツを送り込む事も夢ではない、という話だ。
ここには書かれていないけれど、HDクオリティ(720p / 1080i)のPodcastというミライも既に近づいてきているわけで、そうなるとPodcastというオープンに作ることが出来るメディアの形態がまた面白くなってきそうである。
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