火曜日の深夜に放送されている日本テレビの番組、『99プラス』の字幕は面白かった。テレビ画面にべたべたと半透明の付箋紙が貼られていくような形で、字幕が表示されるのだ。
僕が大学に入学して初めて履修した授業は印象的なものがとても多かったのだが、その中の1つに鈴木佑治先生の「言語と伝達」という授業があった。コミュニケーション学の入門編のような授業だったのだが、学期末にかけて、グループワークが実施される。僕は映像の字幕に注目して、このグループワークを行った。
字幕の付け方によって、インタビューの内容がわかりやすくなったり、少しニュアンスを変化させたり、またつまらない((授業))を面白くすることができる、という発表をしたのを覚えている。結構字幕ってありがたいし、僕の先輩にあたる芸人ふかわりょうさんは、どうも戦略的に「字幕になりやすいコメント」を発して、目立ちはしないが貴重な存在になっているような気がする。
付箋型字幕の面白いところは、あるコメントに対する突っ込みがあったとすると、そのコメントの付箋型字幕の上に重ねて突っ込みの付箋型字幕をべたっと貼るというアニメーションを作っているところ。ただ単に字幕がぱらぱら切り替わるよりもスピード感があり、突っ込みが鋭く感じられる、といった効果が、視覚的にもわかりやすくなる。
キャプチャしたウェブサイトからも、その片鱗を伺い知ることができるので、ぜひ付箋ラヴァーズな方々は見てみて下さい。
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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