付箋紙のメッセージングの機能性の高さには目を見張る。マンガで時々モノに吹き出しを付けて、喋るはずのないモノを喋らせたりすることがあるけれど、それをリアルなモノで出来るのが付箋紙の面白いところだ。そう言えば『不思議の国のアリス』で瓶に「eat me!」なんて書いてあったりしましたっけ。
別にモノが喋らなくても良い。
モノを誰かに渡すときにちょっとメッセージを沿えたりする時にとにかく便利なのだ。モノにくっついていてくれるので、メッセージカードのようにパッケージから取り出したときにどこかへ行ってしまうと言うことはまずない。またキレイに剥がせるので、パッケージそのものに貼ることが出来るじゃないですか。
モノがなんの役割を果たしてくれるのか? いつ使えばいいのか? そんなメッセージは受け取った人の役に立つ。またモノを渡すときのちょっとした心配りのメッセージは、人から人へのコミュニケーションであることを感じて温かい気持ちになる。
ただ貼ってあるだけでも意味をなす付箋に文字を載せたときのパワーというモノは、カナリ大きな可能性があるのではないだろうか。これが一方通行なのがリアルな付箋紙のポイントである(大抵相手から来る付箋は新しい物が貼り直されている)が、オンラインの付箋サービスでは双方向のやりとりだって有り得るわけだし。
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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