付箋は紙に貼れるので、ノートに貼ってもOKなのだ。しかもノートのページとは違う色でポップアップしているのでノートの中でひときわ目立つし、当然剥がすことが出来る。これはとてもコンピュータ上のドキュメント的な使い方かもしれない。例えばPhotoshopのレイヤーの考え方だったり、Wordの文書校正や注釈のインターフェイスだったり。もちろんこれは紙の再現で生まれてきたけれど、再びリアルな紙にアイディアを戻すと便利だったりする。
元々あったノートの上に貼り付けて、ノートに書いた内容を修正したり、コメントを残したりするパターンが1つ。あるいはノートを作成していく過程で、未確定の話を付箋にメモして貼り付けておき、確定し次第付箋をはがしてメモし直すというパターンも考えられる。
ノートは基本的に1人で書いていくモノではあるけれど、複数人で何か考えているときに、それぞれに付箋に意見を書いてもらってノートに貼り付けてあとでコピーする、なんて使い方もおしゃれだ。またテキストではない、イラストのようなモノをみんなで書いてもらうときにも重宝することになる。
貼って剥がせる、と言う特性を利用すると、テキストでもイラストでも、何かストーリーを組み立てるときにとても便利なんじゃないか。起承転結が良いのか、ヘッド・ヘビィな校正が良いのか、お落ちを用意しておくのか。ストーリーボードを複数人で校正するときにアナログなツールしかない現場では、この付箋は手っ取り早くストーリーをイメージするツールになるわけだ。
そのああでもない、こうでもない、という議論を、最終的にノートに貼り付けて決定にする、というやり方。一度試してみるとなかなか楽しいモノですよ。
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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