2008.05.16 18:16 JST - - ( )

この3年、次の3年と羽田空港国際化

 羽田空港国際化という近未来と多摩川線という現実。一見関係ないようなこの2つが多いに関係していると田中さんが指摘する。世界と地域、この2つもGLocalという造語で表現されるように今や仮想の世界だけでなく、リアルな世界も変わりゆく。多摩川線からさらにプロジェクトは広がっていくようだ。

 「2010年に羽田空港が再国際化されるので、そこへ続いていきたい」という想いがあって、2007年から3年間の多摩川アートラインプロジェクトを実施しているそうだ。羽田空港が国際化されると、様々な国の人たちと対話が出来るチャンスが増えるのではないか、と期待を寄せているのは田中さんだけではないはずだ。

 アメリカのSilicon Valleyやイタリアのファッション集積地のように、多摩川沿いもなんらかの集積地になるのではないか、という僕のアイディアに、田中さんはこう答えてくれた。

 「多摩川沿いは非常に高度な技術を伴う町工場が一体に広がっていて、例えばアートならクリエイターが自由な発想と作品作りをするには良い場所があるのではないか、と考えています。ここで国際的な交流があると、これからのまちづくりのキーワードとなる「Glocal(Global+Local)」を体現できるチャンスだ」(田中さん)

 僕がSilicon Valleyにいたときにちょうど、日本では世界的なニュースとして伝えられたAppleのSteve JobsとMicrosoftのBill Gatesとの数十年ぶりの対談があった。Silicon Valleyでは地元ローカル誌の話題としてそのニュースが伝えられた。この感覚がGlocalを感じた瞬間だった。「わくわくするね」と田中さん。

 ローカルなコミュニケーションの中で、クリエイティブな発想が生まれているとは思えない一方で、制度上、仕組みとしては在住、在勤者のための設備などを含めて、Glocalな考え方に繋がりうる土台はあって、これを個々人が意識するかどうかの問題なのだ。

POST YOUR COMMENT





TAG


    • RESOURCE

      この3年、次の3年と羽田空港国際化

      castalia.jp: NOMAD TALKS 4-4
      羽田空港国際化という近未来と多摩川線という現実。一見関係ないようなこの2つが多いに関係していると田中さんは語ります。世界と地域、この2つもGLocalという造語で表現されるように今や仮想の世界だけでなく、リアルな世界も変わりゆく。多摩川線からさらにプロジェクトは広がっていくようです。


      Business Media 誠: 羽田空港発着のチャーター便人気で、国際化議論が再燃
      海外旅行客が減っているといわれるなか、羽田発着のチャーター便も就航した香港線が好調だ。理由は"アジアのラスベガス"マカオ人気と、訪日観光客の増加。JAL、ANAはともに、羽田の国際線枠の拡大と規制緩和を狙う。


      AD

      TRACKBACK

      • URL:
        http://upwest.org/mt/mt-tb.cgi/9139

      COMMENT

      AD

SEARCH



tokyonews

AUTHOR

TAROSITE.NETは1997年にスタートした松村太郎のウェブサイトです。コラムやニュースクリップなどの情報発信と、様々なコラボレーションの場として、10周年を迎えました。

2007.02.01 #06松 村 太 郎
TARO MATSUMURA

UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)

詳しくは
taromatsumura.net

FEED

tarosite.net: ATOM
tarosite.net: RSS 2.0
tarosite.net: RSS 1.0
はてなブックマーク
technorati.com