Skypeが高画質化、高音質化していて、公衆無線LANサービスを利用していると、Skypeにログインしていればこの通り、無料で顔を見ながら打ち合わせがカフェでできる。別にこれは今に始まったわけではないけれど、MacBook Airとともに常用していて当たり前になってくると、やはりこのツールの破壊力のすごさに驚かされるばかりだ。
実はケータイに電話があって、気づくのが遅れてとれなかったんだけれども、Skypeを起動したらいたのでそちらでコールしたわけだ。それで15分間、SoftBankのWホワイトなら300円分の通話をこなす。iSightが当然のように内蔵されているMacだとTVコールが当たり前だし、イヤホンやBluetoothのヘッドセットを使うと手ぶらなので長時間の通話も疲れない。実はこれも新しい通話スタイルのポイントかもしれない。
授業で学生がテレビ電話を使わない理由として、料金の高さや不慣れな点、特に必要性がない点などを上げていた。確かにSkypeでも映像付きである必然性はないんだけれども、あればあったで会話が弾むし、相手がどういう状況でSkypeを取ったのか、オフィスなのか、カフェなのか、という状況も一発でわかる。いやわかったら困るシチュエーションや格好のこともあるかもしれないけれども。
ここで、先ほど出てきたSoftBankのケータイ、仕事用に持っている番号なんだけれども、もしかしたらこれをSkypeに置き換えることができないだろうか、というアイディアである。SoftBankのケータイにした理由は、無料通話の相手がいるから、ということと、MNPが施行されたときにDoCoMoの10ヶ月未満のケータイを水没させたことだったんだけれども、Skypeの695円のプランだと、日本国内の固定通話が定額になる。ケータイ向けも安くなる。
自分のライフスタイル、ワークスタイルとの相談なのだが、オフィスにべたっと座っているSOHO系の人にとってはかなり有効なプランだ。Skypeでコールしてくれれば相手もただだし、通常の電話やケータイからでもコールできる。もし出られなければ転送電話を仕掛ければいい。そして自分がかけるときはパソコンの前から手を離さずに、クリックで通話開始となる。
一方出先が多い人にとっては、少し工夫が必要そうだ。イーモバイルでもかなりうまくSkypeが利用できるが、価格が安くて高速な公衆無線LANでまかなうという手もある(この話はコスト削減と通話のモビリティの確保だった)。公衆無線LANもカバーエリアを広くするため、mobilepoint、HOTSPOT / Mzone / Flet's Spot、Livedoorあたりがあれば都市部はOKだろう。意外とWi-fineも良いかもしれない。
そして、冒頭で書いたとおり、座ってノートブックのコンピュータを開いて、という体勢を作ることも必要だ。もちろん歩きながらだとか、地下鉄の乗り換えの合間に電車を1本逃して、という使い方もできるのかもしれないけれど、椅子を探す生活になりそうだ。かつての公衆電話を探す生活みたいであれだけれども。
という具合で、まだこなれないけれども、なんかいい使い方ができるんじゃないか、と模索中である。
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松 村 太 郎
TARO MATSUMURA
UPPERWESTSTUDIO
慶應義塾大学SFC研究所 上席所員(訪問)
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