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Start of the end - リーマン・ブラザーズ破綻、村沢さんのコメント
by TARO MATSUMURA - 2008.09.17 18:25
「まさに、寝耳に水だった」
外資金融に勤める友人は、日本の連休で休暇明けのニュースを見ながら力なく漏らした。また同じく外資金融のキャリアの長い方は、バンク・オブ・アメリカがメリルリンチを助けるかもしれない、助けることが決まった、そしてリーマンがchapter 11を出した、という動きを、なすすべもなく見守った。とてもはかない数時間の動きが、翌日のマーケットを直撃する。相変わらず呑気な政治家が騒いでいる様子とセットで報じられるニュースは、もはや見たくない。
僕らのPodcastのブラックレーベル、デジタル音新書としてご好評頂いているTALKSHOWシリーズの中で、サステイナビリティに関するPodcastを放送している東京大学サステイナビリティ学連携機構の村沢義久特任教授は、米国でのベイン&カンパニー勤務を経て、ブーズ&アレン、モニターカンパニーの日本代表、ゴールドマンサックス銀行のM&A部長などを歴任するという経歴を持っておられる。
そこで、村沢さんの緊急コメントを頂くことになったのでご紹介。ぜひ皆さんも聞いてみてください。
「リーマン・ブラザーズ破綻を受けて、日・米・欧で36兆円の資金を活用することになるそうです。これだけ考えても、いかに大変なことが起きているかがわかります」(村沢さん)
アメリカの証券会社ではトップになると年間数百億の報酬を得る人もいれば、新聞やテレビの映像に映っていた、途方に暮れる人たちは数百万円の報酬。大変な格差社会だそうだ。また同じく破綻したリーマン日本法人の桂木明夫さんは、なんと村沢さんの元同僚だったそうだ。
「積極経営が評価された時代もあったが、今回は少しやり過ぎたようだ」(村沢さん)
この一連の騒動の今後についてはまたフォローしてくださるそうだが、村沢さんは、今回の流れについて、アメリカの巨大証券会社による市場の支配の「終わりの始まり」であるとしている。
「アメリカ人は独創性を重視します。それが科学技術の分野で発揮されることもあるが、最近の10年は金融分野での金儲けの天才になったのではないか、と思います。彼らが優遇されすぎる社会、というのは問題ではないでしょうか。経済が寄り地に足が付いたモノになるきっかけになるのではないか」(村沢さん)
まだこの問題の連鎖は続きそうな局面であるが、村沢さんはその先の、正常化した後の経済に対する期待もまた寄せているそうです。
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