COLUMN

i-mode iMenuもタッチ対応

by TARO MATSUMURA - 2009.01.08 10:37

 docomoは1月7日、i-modeのトップページのiMenuのデザインを選択式にしたそうだ。契約や端末の種類によって選べるメニューは変わるが、最大で6種類。一律のデザインから使うヒトに合わせたデザイン提供へと変わってきた。

 提供されるのは「通常iMenu」「英語版iMenu」「らくらくiメニュー」「シンプルiメニュー」「アイコンiメニュー」「キッズiメニュー」の6種類。アイコン版はタッチパネル端末のみ選択可能、キッズ版はアクセス制限サービスに契約しなくても、通常の端末で表示できるようになった。特別に新しいものを作ったとすれば、アイコン版だけで、他のメニューは一般開放に近いカタチである。

 各デザインには特徴がある。通常版はよく使うメニューが最上部、次に検索、その次はメニューごとのトピック表示のFlashが埋め込まれている。キッズ版は無料で使えるブランドキャラクターへの誘導と、手軽に楽しめるメニューが「今日のクリック」として説明されている。らくらく版もほぼこれに近い。

 シンプル版はとにかく縦に長くして簡単にコンテンツが選べる方式。そしてアイコン版はiPhoneにまねているデザインだが、一番上に検索のフォーカスが当たっている点が、能動的に情報を取得するユーザーに向けたメニューであることを意識させ、シンプル版以上にシンプルな仕上がりになっている点が面白い。

 メニューの作り込みとしてはやっぱり通常版が長い熟成の結果であって良さそうだが、アイコン版はタッチパネル端末をいち早く手にするユーザー層(PRIMEシリーズ狙い?)に合わせているように見える。逆に、STYLE、SMART、PROといったユーザー層っぽいデザインも用意すれば良かったのに、と思ったりする。このあたりが、先の新しい4シリーズに乗り切れていないdocomoの様子をうかがえるようだ。思いっきりやればいいのに。

docomo SH906i

 さて、日本製のFOMA端末として初めてタッチパネルに取り組んだSH906iが登場したときのこと。シャープの木戸貴之氏へインタビューしたところ、タッチパネルの搭載は、自由なインターフェイスとの親和性を高めるため、と説明していた。

 端末本体のメインメニューのカスタマイズが進むと、十字キーの上下移動ではどうしても操作が難しくなってしまうデザインが登場してきたという。縦に移動せず、横に飛びながら移動したり、斜めの配置でどちらかというと横キーを押すべき所をたてキーで移動したり。もちろんメニューをデザインしたところがユーザビリティーに配慮していないだけだが、ユーザーは好んでそのメニューデザインを選び、シャープ端末でそのメニューを使うと、結果的に「シャープ端末が使いにくい」という評価を作りかねない。

 その結果がタッチパネル対応だったという。フォーカスの移動に気を遣わなくても、アイテムを直接選べば良い、という操作方法によって、多様なメニューへの対応を解決する。もっともSH906iでは普段はタッチパネルを使うことはできず、横長に構えたときのみ、横長専用のメニューが表示されるにとどまっていたが、2008年秋冬モデルで登場した端末では、docomo以外のキャリアも含めてフルタッチ対応を果たすことになった。

 でもケータイとタッチパネルって、どうなのだろう。これだけiPhoneを使っている僕が言うのもちょっと変なんだけれども、個々までこのエントリーを書いてきて、太そう思ったのだ。iPhoneを普段使っていて思うのは、画面に吸い込まれていく感覚が最近薄いな、ということ。

 タッチ以前のケータイは、ケータイに対してのめり込むように文字入力をしたり、メニュー操作をしたり、ケータイに対して恥ずかしいくらい真剣に操作する感覚だった。一方iPhoneなどのタッチ端末は、どことなく引いて端末と向き合うような感じ。やっぱりボタン、打鍵という行為が無いからなのだろうか。

マイコミジャーナル: ドコモ、iモードのトップページを最大6種類から選択可能に
NTTドコモは7日、iモードのトップページである「iMenu」を、従来形式を含め最大6種類の形式から自由に選択可能にすると発表した。対象となるのはiモード契約をしたFOMA携帯電話で、9日の午前9時から選択可能となる。

NTTドコモ: プレスリリース
NTTドコモ(以下ドコモ)は、お客様のお好みに合わせて6つのテーマの中からiMenu®画面を選択、設定できる、「iMenu画面の選択機能」を2009年1月9日より提供いたします。これまではご利用中の携帯電話やご契約状態によって選択できるiMenuには制限があり、文字が大きくて見やすいiMenuに変更したくても変更できないといった場合がありましたが、本機能の開始により、お客様のお好みに合わせた最適なiMenuが選択可能となり、より便利にお使いいただけるようになります。

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