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iPhoneが決定的にしたKnowing Howの時代

by TARO MATSUMURA - 2009.01.15 12:11

 先日、小山龍介さんと対談をした。ケータイと仕事術の未来について、と言うテーマで、今週ascii.jpの連載に掲載される予定だ。この中でとても印象的だったのが、Knowing WhatからKnowing Howへ、iPhoneが完全に移行させた、と言う点。

 小山さんとの出会いは、フルヤくんが誘ってくれた『質問会議』のワークショップだった。これについては小山さんとの話で再び触れるので後ほど。しかしライフハック本などを拝見していて、お会いしてみたいな、と思っていた方だった。しかしやりとりが始まったのはTwinkleの上だった。ちょうど、「iPhoneを選ぶことがライフハックだ!」という話に反応してリプライを送った事がきっかけだった。

 そんな小山さんは、iPhoneについて、「無意識で膨大な情報を思いながら、自分の情報に触れることが出来るツールとして使うと、とてもクリエイティブになれる」と語る。無意識な情報に触れることは、それそのものを新鮮に受け入れたり、何らかのヒントとして活用したりすることが出来るようになるからだ。

 そこには、2009年、僕の中で再び大きなキーワードとして捉えている「拡張現実感」のイメージをよく表現しているのではないか、と思う。

 また、学習についても同じ文脈で触れている。今まではどのような情報を知っているかに価値があったが、もはやこれには価値がなく、どのような手段を知っているかにかかってくる。iPhoneもその手段となるツールであるし、それ以上にiPhoneを介してウェブに対して問いかける術もまた、Knowing Howの価値になると言うのだ。

 とは言っても、今までは手段を知っていてもそのインフラや情報環境が不十分だったため、知らないこと=不安だった。しかし小山氏は出張や旅をする旅に、その不安感は消えていき、むしろ無意識な情報を探し当てて体験することを楽しめるようになったという。

 このような学習環境や情報環境にどう親しむか。小山さんによると「30代の人たちが新しい教育機関を作ること」を予測して、それにコミットメントしたい、と言うビジョンを語った。僕もとても共感できることであるし、2009年から授業を新たに2つ持つことになるが、この授業で何らかの実践をしたいと思っている。

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