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夢中になること

by TARO MATSUMURA - 2009.01.16 11:14

 TALKSHOWでもおなじみ、東京大学の村沢義久先生がもう間もなく出版する書籍は注目だ。太陽が産業革命を起こす様子に触れた、サステイナビリティ・ビジネス論の話である。それにしても村沢さんの夢中になり方は脱帽だ。

 夢中になることを持つというのはとても大切なことだ。趣味でもスポーツでも仕事でもいいかもしれないが、とにかくそのことだけをずっと考え続ける時間があることはとても幸せなことだと思う。そしてそれが仕事であると、さらに素晴らしいことだ。

 夢中になることをどう見つけるか、という議論の前に、夢中になっている人の近くにいると分かってくることがある。村沢さんの場合、今は太陽が産業革命を起こすとはどういう事か、どんな未来が待っているのか、ということに熱中して考えていて、全神経がそこに向いている状態を作り出しているのだ。

 それが長期間でなくてもいいかもしれないが、村沢さんみたいに本を出すことにその熱中が向くと、熱中した結果が書籍に残るわけで、もちろん世の中にとっても意味があると思うし、自分にとっても熱中の結果をコレクションできる、というのはとてもわかりやすい指標になっているように思える。

 別の角度から考えると、熱中している間は、その事柄からの視点で世の中を見ることになる。夢中になることが変われば、その視点も変わって、また違ったカタチで世の中を見る。もちろん支離滅裂に夢中になるのも悪くないかもしれないが、自分が追いかけるストーリーとして一貫性を持たせながら角度を変えていくと、これは面白い見方をし続けられそうな気分になってくる。

 身近にいる大先輩である村沢さんの姿勢に共感を覚えつつ、そういう姿勢でいつまでもいられると良いな、と思った。

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