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通勤天気メール - ウェザーニュースの新しいUGCコンテンツ
by TARO MATSUMURA - 2009.03.11 19:16
実はライフログのウェザーニューズの発表のまとめがやりかけだったのだが、2009年3月10日付で新しいサービスがリリースされていた。そのまとめにも書いてあったのと同じキーワード「次の人のため」が貫かれている。
今まで、ゲリラ雷雨や10分天気予報など、UGCを活用した新しい天気予報のスタイルを作ってきたウェザーニューズが、関東限定で、電車で通勤する人のためのサービス「通勤天気メール」をリリースしたのだ。
このサービスは、「同じ駅、路線の通勤仲間で情報共有する」というコンセプトで作られている。プレスリリースから引用すると、
通勤の際、“駅につくまでに雨で靴の中がびしょ濡れ”や“普段よりせっかく早めに出たのに駅に着いたら車両故障で全線ストップ”など、自宅に居ては予想できない事態が時折発生します。通勤天気メールでは、「傘を持っていても濡れるくらいの雨だった」や「列車が全線ストップしています」など自分より先に駅を利用した人のリポートが“通勤メンバー”にリアルタイムに共有されることで、従来、駅の様子、列車の遅延情報、復旧状況など、実際に通勤してからでないと分からなかった情報が、自宅でイチ早く把握することができます。
ということだ。
いつも使う駅を決めて、いつも使う時間を決めておけば、そのタイミングで情報が受けられる。通勤、駅、鉄道、首都圏に共通するコンテクストを持っていて、その日の突発性などに対してより細かい情報収集・提供をする仕組みを構築したのだ。
ここでも、今までのウェザーニューズの学びが生かされている。
平時から情報流通を鍛えておくことによって、非常時の情報流通をより活発に刺激する、と言う手法だ。「先陣からの緊急伝言」「交通気象センターからの緊急伝言」はまさに非常時の情報に他ならないが、普段は「ホームでひと言」で、ちょっと濡れた、びしょびしょになった等の情報を集めておいて、それを今から家を出る人にフィードバックする仕組み。
同じ駅の人が揃って同じ時間に出発するわけでもない。もしかしたら1時間にも満たない、30分とか15分とか、そういうズレで通勤の出発時刻が分かれている。この時間差で集まった情報を、後続の人に生かす仕組みって、なんだかうまく説明できていないような気がするけれど、ちょっとすごみを感じる。
タイムライン上にローカルな情報を残し、それを活用する手段を得る。社会インフラとしてのライフログ活用のいいお手本をまた作ってくれているようだ。ただ、参加する人の数によって、効果的な駅とそうでない駅が出そうだし、電車による通勤が活発なエリアでしか適用しにくいモデルかもしれない。このあたりがどう発展していくのか、楽しみにしたいと思う。
ウェザーニューズ プレスリリース: 電車通勤して働くあなたのために、新たなメールサービスが誕生 毎朝の電車通勤が便利で楽しくなる『通勤天気メール』~ 同じ駅、路線の利用者同士で通勤情報を共有し合う新しいカタチのモバイルコミュニティ ~
路線や最寄駅の通勤情報に特化した日本初の通勤者専用の携帯メールサービス『通勤天気メール』を2009年3月10日(火)から、関東エリア限定で開始しました。『通勤天気メール』は、朝の憂鬱な通勤時間を同じ駅や路線を使用する“通勤仲間”と支え合い、毎朝の通勤が「ちょっと楽しく・もっと便利に」なってもらえたらと開発されたサービスで、通勤中に自分が体験した情報を、同じ駅を利用する“次の通勤者”に伝え、毎日の通勤情報を利用者同士で共有し合う携帯専用のコミュニティです。共有する情報は、既に出勤した“先の通勤者”の朝の駅までの体感や駅で遭遇した遅延状況などで、通勤者は毎朝それらの情報を携帯電話のメールで受け取ることができ、出勤前の身近な情報として役立てることができます。
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